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2017/08/14

「Excelの数式入力のコツ」その2 「INDIRECT関数は、オブラートの役割」って

「Excelの数式入力のコツ」その2 「INDIRECT関数は、オブラートの役割」って


計算ミスが激減する
Excelの数式入力のコツ
-数式をワンパターン化すれば
 Excelの作業は驚くほど速くなる!
村田吉徳
技術評論社 2017年6月8日初版第1刷発行

 続きです。

 「INDIRECT関数は、オブラートの役割だと考えればわかりやすい。」がポイントって……。

 オブラートって、包んで保護する役割なので、意味不明です。
 あるいは、和らげるという意味で使う場合もありますが。

 本当のところ、INDIRECT関数が、何をしているのかというと。
 テキストになっているセル番号を、アドレスにして参照してくれるのです。

 本書の主張は、引数は、すぐ見えるように、数式の外に出してしまえなので。
 実は、この関数がとてつもなく重要になります。

 C1に1000という数値、B1にC1というテキストが入っている時に。
 普通、A1に、=C1 とすれば済んでしまうわけですが。

 わざわざ、一旦、途中下車させて、A1に、
 =INDIRECT(B1) として、B1の中継点を挟むわけですが。

 これによって、人間は、「あ、C1を参照しているんだ」と一目で分かる。
 B1には、C1というテキストが入っていますから。

 数式中にあるものは、人間は逐一、式の中身を見ないと分からない。
 しかし、大量のデータでいちいち確認はやってられないよねと。

 なので、オブラートではなくて、途中下車のための関数というべきでしょうね。
 繰り返しになるのですが、本当に、表現が残念です。

 そして、その結果、不連続な参照をする場合にも使えるが著者主張。
 これって、どういうことかというと。

 引数部分を外に出せば、数式自体はアドレス変化によるメンテが不要。
 つまり、メンテナンスフリーを目指しましょうが、著者の主張なのですね。

 続きます。

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