「Excelの数式入力のコツ」その4 「SUMIF関数のワンパターン化」って
「Excelの数式入力のコツ」その4 「SUMIF関数のワンパターン化」って
計算ミスが激減する
Excelの数式入力のコツ
-数式をワンパターン化すれば
Excelの作業は驚くほど速くなる!
村田吉徳
技術評論社 2017年6月8日初版第1刷発行
続きです。
「SUMIF関数のワンパターン化」って。
小計・中計・大計があるような場合の縦集計。
そもそも、こんな時にSUM関数でやるのはアウト。
行数が膨大なら、小計ごとの修正に時間が掛かりすぎるでしょと。
ということで、SUMIF関数の出番。
あれ、SUBTOTAL関数を使うのかと思っていたけど。
SUBTOTAL関数では、表の枠組み固定に対応できないと。
なるほど。
で、まず、フィルターによる行抽出をしてから。
式をコピーするのを覚えておく必要がある。
その上で、=SUMIF(検索対象範囲,検索条件,合計範囲)を設定。
検索対象範囲や合計範囲は、列ごと指定してしまう。
検索条件も、普通は1つのセルを指定するので。
=SUMIF(A:A,A5,C:C) のように入力する。
A:AとかC:Cとかが、列ごと設定してしまう表記法。
ただ、循環計算ミスをやりやすいのがこの関数固有の問題。
どう対応するかですが。
別に、検索条件だけを取り出した列を設けなさいと。
本書のP147にあるように、検索条件を別に一列挿入する方法。
なるほど。
動かせない表では、セル結合などで、1:1対応がない。
しかし、別に表の右側に列を設けて、そちらで検索条件を入れる。
「○○ 中計用」「大計用」などを入れるのが工夫ですね。
そして、算式での検索条件は、小計の金額欄の1行上を入れる。
小計欄の1行前までを集計してくるようにするのだと。
これは、知っておいて損はないのかな。
なお、SUMIF関数の横集計はミスが起きやすいので。
別途対応が必要で解説ありますが、それは省略。
INDIRECT関数を使うというのが、ポイントのようですが。
続きます。
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