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2017/11/07

早期経営改善計画策定支援の重要性と作成ポイント(バンクビジネス)

早期経営改善計画策定支援の重要性と作成ポイント(バンクビジネス)

 バンクビジネス2017年11月1日号の 特集 いま実践したい「経営改善計画」の作成アドバイス より。

○早期経営改善計画策定支援の重要性と作成ポイント
 古尾谷未央(資金繰り診断士)

 アクションプランのサンプルにびっくり。
 原価率低減目標が、マイナス1%なんですが。

「主な経営課題」が、

2 料理毎の原価を把握しておらず、利益率などを意識した経営ができていない。

 この場合の、アクションプランの具体的な内容が、

●料理ごとに原価を把握する
●利益率を勘案して「今日のおすすめ料理」を設定する

 って、マジですか。

 こんなんで、どうするのと思いましたけど。
 普通のお店の飲食で原価率1%って、すぐ動きます。

 大規模仕入れしているお店なら、細かいコントロールできますが。
 小ロット仕入前提なら、メニュー組み替え込みでバッサリやらないと。

 と、私は思ったのですが。
 この著者の想定は、ちょっと違うのですね。

 売上増大1%・販管費削減50万円と組み合わせて。
 この程度でなんとかなるって読みですか。

 年商3000万円なので、2%で60万円の利益増加要因。
 販管費削減と合わせて、110万円の利益改善。

 これで、本当に、借入金返済って、なんとかなっていくのだろうか。

 と思って、見てみると、実際に中で出ている例と数値違う。
 原価率低減が1.5%じゃないですか。

 整合性がないし、失礼ながら、ちょっと信憑性が低い。
 いろいろ突っ込みどころ満載で、うーんって感じ。

 最近、バンクビジネス、記事が粗くなってませんか。
 

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