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2017/12/17

TSUTAYAのフランチャイズの未来はどうなるか

TSUTAYAのフランチャイズの未来はどうなるか


「TSUTAYA」苦戦、書店に活路 主婦の友社も買収
朝日新聞 2017年12月16日17時48分

 「TSUTAYAのフランチャイズに申し込もうと思うが、どう思う?」

 ある人に聞かれて、私は23年前に否定的な答えを出した。
 いずれネットでの動画配信も始まるだろうし、店舗運営リスクは高いと。

 しかし、その後10数年は、店舗によっては、むしろ好調に推移したようだ。
 もちろん、店舗運営者の努力があってのことだが。

 私の想像以上に、ネット動画の配信普及はペースが遅かった。
 それだけ、NTTの回線独占状態が凄かったというべきなのかもしれないけど。

 ただ、この先先細りする危機感は、TSUTAYA本体にあるのでしょう。
 他業種とのミックスについて、拙速に見えるくらいの速度で、試行錯誤を進めているのがよく分かる。

 このあたり、この先どうなるかは不明ですが。
 問題は、フランチャイズ店の未来です。

 私には、明るい未来があるとは思えない。
 良くて、本社直営店が、上記のミックスの成果で残っていくだけだろうと。

 何せ、これらのトライは、成功するかどうか分からないのに、金が掛かる。
 本体は、まさにキャッシュカウから吐き出しを行っている状態なのだから。

 しかし、それが各店舗、直営以外のフランチャイズで出来るか。
 悲観的にしか考えられないのですよね、正直。

 ただ、大きな流れは、ずっと以前から見えていたわけです。
 その選択肢を選んだ人間の責任って、大きいのではないかと思う次第。

 果たして、この後の決断が正しく、現場でできるのか。
 日本全国で生じている悩みだと思いますが、注視していきたい。

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