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2018/01/20

なぜ? LINEからも逃げ出し始めた若者たち(読売新聞)

なぜ? LINEからも逃げ出し始めた若者たち(読売新聞)

 へー、そうなんだ。


なぜ? LINEからも逃げ出し始めた若者たち
ITジャーナリスト 高橋暁子
読売新聞 2018年01月18日 07時00分

 スマートフォンユーザーの多くが使っている無料通信アプリ「LINE」(ライン)。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)として、日本の「コミュニケーションインフラ」の地位を獲得したかのように見えるが、若者の間では早くも「LINE離れ」が起きているようだ。

 (略)

 筆者が、ある高校生から「(友人から)LINEでブロック(やり取りを遮断)されて連絡が取れない」と聞いたのは約2年前のこと。この頃から若者の「コミュニケーション事情」が変わり始めたとみられる。

 別の女子高生は、「LINEグループが増えすぎて、日中、メッセージのプッシュ通知が届き続けるので、最近は通知機能をオフにしている」と話す。「気づくと通知が何十件もたまっているけど気にしない。『未読スルー』(メッセージを見ずに無視すること)や『既読スルー』(メッセージを見ても返信しないこと)は普通」と続ける。

 とにかく、「文章でのやり取りが面倒くさい」そうだ。LINEでのやり取りにはスタンプも使えるが、どうしても文章の量が多くなりがちで、返信すると相手もまた返してきて、会話がなかなか終わらないのも面倒のようだ。

 さらに、その女子高生は「(友だちになることを条件に、LINEのスタンプが無料でダウンロードできる)企業アカウントが増え過ぎて、広告の通知が頻繁にくるのもウザい」と顔をしかめた。スタンプの数が増えすぎて収拾がつかなくなり、最近はダウンロードさえしなくなったそうだ。

 筆者は、LINEを利用しすぎたために、逆に窮屈になったのかもしれないと考えている。それが、先述のマクロミルの調査結果の変化にも表れているのかもしれない。

 (略)

http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180117-OYT8T50016.html

 ちょっと著者の分析は違うような。
 「窮屈」ではなく、「疲れた」んでしょう。

 みんなが慢性的にそう思い始めて、ようやく熱狂が終わる。
 過去のmixiやfacebookと同じでしょう。

 個人的な意見ですが、LINEで誰とでも繋がるって、そもそも無理ゲー。
 文中にあるように、ブロックしないと終われない関係になりかねない。

 で、この記事でもう1つ興味深かったのが、最近の若い人のメール利用状況。

 LINEしか使わないから、メールのやりとりをしないという話。
 確かに、最近、自分の会話でもそういう話は聞いたわけですが。

 その結果が、メールマナーの喪失だったわけですね。
 なるほど。


 メールのルールやマナーを知る機会がなく、インターンシップに参加する予定の企業にタイトルや宛名、挨拶あいさつ文などをつけない「非常識」なメールを送ってしまい、インターンを断られてしまった大学生もいたと聞く。若者のコミュニケーションツールはもはやLINEも含めたSNSがメインで、電話やメールは「過去のもの」となった。

 過去のものとなったという意見は、ちょっと違う気がする。
 他人と距離感をもって付き合う手段としてのメールは、今後も残るでしょう。

 ただ、あくまでも「大人」のコミュニケーション手段としてであり。
 万人向けの通信手段の地位を降りたのかもしれない、というだけではないかと。

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