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2018/03/14

捜査に使用されたのは「デジタルフォレンジック」(DF)と呼ばれる技術

捜査に使用されたのは「デジタルフォレンジック」(DF)と呼ばれる技術

 当時、関係部門に国税庁の関係者がいれば。
 これが当然に利用されることが分かっていて、止めたでしょうね。


【森友文書】改竄、電子鑑識で判明 大阪地検、PCデータ復元
産経新聞 2018.3.14 05:00更新

 学校法人「森友学園」(大阪市)との国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題で、改竄は大阪地検特捜部が実施した電子鑑識によって判明したとみられることが13日、関係者への取材で分かった。

 (略)

 捜査に使用されたのは「デジタルフォレンジック」(DF)と呼ばれる技術で、パソコンやサーバーのデータを消去したり、上書きしたりしても、データ自体はハードディスクに残っていることが多く、復元することができる。

 財務省は会計検査院に改竄後の文書を提出していたが、特捜部にも改竄後の文書を提出していた。だが、特捜部が近畿財務局のパソコンをDFで解析した結果、文書が改竄されていたことが判明したという。

 DFは現職検事が逮捕された平成22年の大阪地検特捜部の押収資料改竄事件を機に、東京、大阪、名古屋の各地検特捜部に導入された。24年のオリンパス損失隠し事件や25年の徳洲会グループの選挙違反事件など多くの事件で活用されている。

http://www.sankei.com/affairs/news/180314/afr1803140002-n1.html

 「役人は改竄しない」と某政治家が寝言を言っているようですが。
 現実の暴走事件があったからこそ、こんな技術が導入されたわけですね。

 しかし、多くの人は、その事実をもはや忘れてしまっている。
 誰かに都合の良い「事実の切り取り」の怖さを知らなくてはならない。

 検証されないスローガンを免罪符にするのは、詐欺師の常套句。
 騙される人達がいるからこそ、政治家は、確信犯でやるのでしょうね。

 理念的に反論しにくい、しかし、検証できないスローガン。
 もしそれを掲げる人がいたら、絶対、眉に唾を付けて話を聞くべき。

 たぶん、その人は、あなたのすぐ近くにもいるのですから。

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