民法改正-ここだけ押さえよう(日本司法書士会連合会)
民法改正-ここだけ押さえよう(日本司法書士会連合会)
著者である鈴木龍介先生から寄贈頂きました。
民法改正ここだけ押さえよう!
―司法書士が「債権法改正」をやさしく教えます
日本司法書士会連合会編
中央経済社 2018年3月22日発行
薄い本ですが、民法債権法の改正について概略を説明してあります。
何が対象で、どこが影響するのかを押さえるためには最適でしょう。
A5で104頁しかないのに、ポイント説明は、逃がさないのも流石。
委任契約で成果完成型と履行割合型の区別がある点を指摘するとか。
もちろん、この本は、ファーストステップとすべき本であり。
これ読めば終わりになる、なんてことはないわけですが。
ただ、債権法改正までの議論は膨大で、普通、読む気がしません。
その大海の中で、改正法の理解に羅針盤を持つことは恐らく不可欠。
そこで、鈴木先生の、本当のエッセンスだけ、拾い上げる能力は。
整理してシンプルにする能力は、誰もマネできないのではと思ってます。
薄いけど、これから先手元に置いておきたい本になるでしょう。
税法分野でも、関与先実務でも、これから影響確認が必須です。
なお、個人的には、これで同じ年齢というのが溜息なのですが。
少しでも追いつけるよう、他業種ですが、努力したいと思います。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 3月からファミマとローソン計1万店で雑誌販売終了 書店ない地域で〝難民〟発生か_産経新聞(2025.02.13)
- ページ切り取りやぬれた本、図書館であえて展示…増加しているのは付箋を貼ったままの返却_読売新聞(2025.02.07)
- 「失敗の本質」の野中郁次郎さん死去、89歳…一橋大名誉教授の経営学者_読売新聞(2025.01.27)
- 伊丹敬之先生は井尻教授と接点があった_企業会計(2024.11.30)
- 大昔にある税務雑誌の購読を止めた件(2024.10.07)
「金融・金融法務」カテゴリの記事
- 三菱UFJ元行員、都合の悪い客には貸金庫室の機械トラブル装う…穴埋めした現金には元の帯封を_読売新聞(2025.01.18)
- 金融機関かたり電話でアドレス聞き出し偽メール 巧妙な手口「ボイスフィッシング」_産経新聞(2025.01.10)
- 金融庁 保険会社の契約先企業のサービス利用を禁止に 法改正へ_NHK(2024.12.08)
- 貸金庫から十数億円相当の金品盗んだか 三菱UFJ銀行元行員_産経新聞(2024.12.01)
- 「新NISA」のために、普段使ってる銀行で口座を開設。友人から「証券会社のほうが良い」と言われたけど、普段使っている口座なら窓口が1つでラクじゃないの? 悩んだ場合の“判断ポイント”を解説_ファイナンシャルフィールド(2024.11.04)
「法律全般」カテゴリの記事
- 最大の問題は「子の姓」、旧姓の通称使用拡大へ結論を 国士舘大・百地名誉教授_産経新聞(2025.02.15)
- サルコジ元仏大統領に電子ブレスレット装着 汚職事件で有罪確定、大統領経験者で初_産経新聞(2025.02.14)
- 「記憶にないから分からない」主婦殺害事件、初公判で無罪主張 発生20年後にDNA一致_産経新聞(2025.02.04)
- 相続した土地100坪もいらないのに手放せない 「ただでいいから使ってほしい…」63歳苦悩 要件厳しい…国が引き取る制度の実態_信濃毎日新聞デジタル(2025.01.17)
- クラウドサービス提供会社に独禁法違反で排除措置命令 公取委_NHK(2024.12.31)
コメント