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2018/05/10

「熟慮の失敗」高い学習効率…「即断」より賢く(読売新聞)

「熟慮の失敗」高い学習効率…「即断」より賢く(読売新聞)

 要は、反射神経の良さだけでは、中長期で勝てない。
 中長期で生き残るには、頭を使わないとダメ。


「熟慮の失敗」高い学習効率…「即断」より賢く
読売新聞 2018年05月01日 17時46分

 熟慮して失敗する方が、即断して失敗するよりも学習効率が上がることがネズミを使った実験で分かったと、東京大学の池谷裕二教授(神経科学)らが発表した。

 (略)

 その結果、全てのネズミに共通して、正解を導き出す際には4秒ほどじっくり考える一方、不正解を選ぶ際は反射的に行動する傾向がみられた。ただ、不正解の前にも「熟慮」していたネズミは、反射的な行動で失敗するネズミに比べ、少ない回数でルールを覚える傾向があった。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180501-OYT1T50098.html

 山勘でなく、経験というストック資産を活用できるので。
 その分、生存が有利になるということでしょう。

 ただ、熟達してくると、この勘のレベルが上がってきて。
 殆ど熟慮と同じ正解が出せるようになるのは、将棋の名人などで有名。

 ということで、瞬発力に偏った頭の良さを求める教育って間違いではと。
 いや、そこまで言い切っていいのかですが。

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