「重大な無断転載があった」渡辺真由子さん著書、絶版・回収へ(弁護士ドットコム)
「重大な無断転載があった」渡辺真由子さん著書、絶版・回収へ(弁護士ドットコム)
これは凄いわー。
「重大な無断転載があった」渡辺真由子さん著書、絶版・回収へ 出版社が謝罪
2018/11/28(水) 16:18配信 弁護士ドットコム
古くはヴァリアンなんかを出版していた勁草書房。
その老舗の顔に泥を塗ったのも、なかなかに恐ろしい話ですが。
著者のブログを見ると、反省と思えない弁解文があるのが強烈。
△
2018年11月28日水曜日
拙著『「創作子どもポルノ」と子どもの人権』につきまして
(略)
本書には、出版社側との編集過程における齟齬により、
一部に無断転載と受け取られる記述が存在していたことが明らかになりました。
当方と致しましては、無断転載の意図は一切ございません。
しかしながら結果的にこのような形で出版がなされたことにつきまして、
関係各位にお詫び申し上げます。
(略)
https://mayumedia.blogspot.com/2018/11/blog-post_28.html
▽
どうやら、無断転載で済まないレベルらしいのですが。
本人は、「無断転載と受け取られる記述」で済ませている。
「無断転載の意図は一切ございません」の意味ですが。
もっと重大なインシデントだという認識があったとも読める。
いや、そんな悪意に満ちた読み方をするまでもなく。
既にネットでは祭り状態になっているようなのですが。
で、引用のルールについて、弁護士ドットコムの解説がありますね。
別の事件関連ですけれど、こっちも今話題か。
百田尚樹さん『日本国紀』 出典なしでも「ウィキから引用」は成立する?
弁護士ドットコム 2018年11月27日 09時50分
ちなみに、昔、知人がやはり、某NPO作成図表を無断収録したとかで。
やはり、回収騒ぎになったことがありました。
それを聞いて以来、引用明示や、必要部分限定は意識しています。
結構ブルっちゃいましたから。
しかし、世の中、このあたりの意識ない人は多いですね。
先日も、ある会合で、まさにこの典型原稿を見てしまった。
当然、その場で弁護士さんが指摘されたのですが。
多分、結構皆さん絶句していただろうなぁ……。
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