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2019/01/23

米国教育における「仮説-検証-結論」(産経新聞)

米国教育における「仮説-検証-結論」(産経新聞)

 産経新聞2019年1月22日版23面(関西Plus)より。

○米国教育事情拡大版
 在米日本人ママからのリポート
 上野美和

 著者は、米国で日本人対象のがん医療コンサルをしており。
 息子さんは、米国の大学を経て、今春から東京大大学院医学科進学だと。

 著者は、「臨床的なデータの上で科学的根拠のないものであっても、いかにも臨床的に効果があるかのように報道で扱われることが日本で多い」と言う。

 そして、米国で息子が受けた教育の話で、FactとOpinionの区別の話が出てくる。
 これ、要するに、「理科系の作文技術」で出てきた話ですね。


理科系の作文技術(リフロー版)(中公新書)Kindle版
木下是雄

 ある意味、懐かしい話。
 どれだけ、日本の論理教育が遅れているか、という感じですね。

 そして、「中学の頃から、科学的思考の過程として『仮説-検証-結論』を徹底的に教えられていた。」として。

 「事実を共有して論じることと、自分の主張したいことを分けて考えることが大切なのだということを教える『米国流の教育』を息子が受けている様子は興味深かった。」と。

 うん、やはり、日本にいる我々は、「理科系の作文技術」を読むのって、マストですよね。
 それだけで、「騙される」という嘆きは、圧倒的に減るだろうと思います。

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