「大規模事業者でも厳しい」 太陽光「買取額引き下げ」に悲鳴(J-CASTニュース)
「大規模事業者でも厳しい」 太陽光「買取額引き下げ」に悲鳴(J-CASTニュース)
長続きしない制度設計で、太陽光に飛びつく人達に、明るい未来はない。
当初から、そう思っていた人達は少なくない筈ですが。
バブルに乗りたい人達は、乗ってしまうのですよね。
そして、宴の終わりになって、ようやく気がつくのでしょう。
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「大規模事業者でも厳しい」 太陽光「買取額引き下げ」に悲鳴
2019年02月03日 17時00分 J-CASTニュース
(略)
太陽光発電の「固定価格」は、制度発足当初は1キロワット時あたり40円だったが、普及に伴うパネルの設置費用の低下に応じて年々、3~5円程度ずつ下がり、2019年度は前年度より4円安い14円になる。当初の3分の1程度まで下がるわけだ。
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ちなみに、経産省の調べでは、世界の太陽光の発電コストは2017年上半期で、平均して1キロワット時あたり9.1円、日本と同様にFITの国民負担が問題になったドイツでも2018年の買い取り価格は同8.3円まで下げている。経産省は買い取り価格引き下げで事業者にコストをもっと削減させ、世界の水準に近づけ、最終的にはFITがなくても電力会社に電気を売れるよう、「自立」を促ししたい考えだ。
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この流れで、一定規模以上の事業者はFITの対象から外して入札で買い取り価格を決める制度も2017年度に導入。対象は2000キロワット以上の大規模太陽光発電所(メガソーラー)だったが、2019年度からは500キロワット以上に対象を広げることにした。買い取り枠を設けた上で安い電力を提示する事業者から順番に買い入れる制度で、上限価格を非公表にして実施したところ、一度は落札者なし(全入札者が上限価格をオーバー)というハプニングもあったが、2018年末発表の直近の入札は無事成立し、平均落札価格は15.17円とFITの買い取り価格(18円)より安価に収まり、経産省は効果に自信を深めている。
ただ、価格と普及のバランスは微妙。2019年度のFIT価格14円は、前記の入札の平均落札価格を大きく下回る。「大規模な事業者でもかなり厳しい」(業界関係者)という水準だ。
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また、インフラ面も問題だ。2018年秋、九州電力管内で太陽光発電が一時的に余り、電力会社が買い取り切れないという事態に陥った。天候に左右されるなど発電量が安定しないため、既存の送電網で吸収しきれなかったもので、無駄なく使える体制の整備も、価格政策とともに欠かせない課題だ。
https://news.nifty.com/article/economy/economyall/12144-180642/
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ま、当然と言えば、当然の、既に分かっていた話ではありますが。
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