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2019/03/01

民法と商法との関係(民法とつながる商法総則・商行為法第2版)

民法と商法との関係(民法とつながる商法総則・商行為法第2版)

 自分用メモですが。

民法とつながる商法総則・商行為法第2版
北居功・高田晴仁編著
商事法務 2018年11月20日第2版1刷発行

p16
民法と商法との関係

 「商法は……民法上の一般概念を基礎としているのであって、
  商法はいたるところ民法によって充たさるべき間隙を蔵して
  おり、その基礎を失うならば崩壊せざるをえない」
  (大隅「商法総則」43頁)

◆コメント)民法にしか規定のない部分は民法により、民法に規定がある部分について商法が上書き規定を設けている部分は商法によるので、商法だけ見ても、商法の規律全体像は見えない、の意味である。


 ┌─ 取引全体──────┐
│ ┌商法─┐ │
│ 民法   │ │ │
│ └───┘ │
└────────────┘

 商法が規制している部分は、商法固有の創設規定部分と、民法規定の上書き部分の2つがあり、それ以外は、民法の規制によることになる。

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