固有の商人(民法とつながる商法総則・商行為法第2版)
固有の商人(民法とつながる商法総則・商行為法第2版)
自分用メモですが。
民法とつながる商法総則・商行為法第2版
北居功・高田晴仁編著
商事法務 2018年11月20日第2版1刷発行
p32
┌─────┐
│固有の商人│
└─────┘
自己の名をもって商行為をすることを業とする者
(商4条1項)
ここでの商行為は
基本的商行為=絶対的商行為+営業的商行為
であることが必要
例
スーパーマーケット等の経営者(小売業者)
工務店の経営者(建築請負業者)
通常の製造業者
レンタルビデオの経営者
クリーニング店の経営者
宅配業者
写真館の経営者
旅館・飲食店・浴場の経営者
宅地建物取引業者
これに対して、附属的商行為は、
商人概念が前提
営業のためにする行為を業にする
というのはあり得ないことになる
例 営業資金の借入のような営業を補助する行為
業とすることはあり得ないことになる
会社の場合
業とすることはあり得ない
=基本的商行為となり得ない
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