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2019/03/06

絶対的商行為(民法とつながる商法総則・商行為法第2版)

絶対的商行為(民法とつながる商法総則・商行為法第2版)

 自分用メモですが。

民法とつながる商法総則・商行為法第2版
北居功・高田晴仁編著
商事法務 2018年11月20日第2版1刷発行

p21
┌──────┐
│絶対的商行為│
└──────┘
  行為主体や営業としてするか否かを問わず
  行為の客観的性質から当然に商行為とされるもの
  商法501条列挙の各々の行為
   例 1号 投機購買とその実行売却

  強度の営利性が認められることから絶対的商行為とされる

┌─────────────────┐
 →│商人でない者が1回限り行う場合でも│
  │商行為になる │
  └─────────────────┘

   と説明される。
   ただし、立法論では削除すべきとの主張が多い。

◆コメント)呼称は「当然的商行為」とするのが自然だろう。仮に「絶対的商行為」という用語に拘るなら、「相対的商行為」という概念を入れないとバランスを欠く。慣例なので、仕方ない部分だが、学習者には優しくない。

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