「射程距離」は重言です(産経新聞)
「射程距離」は重言です(産経新聞)
射程距離って、普通に聞きますが、間違いになるのですね。
知らなかったなぁ。
△
【日本語メモ】「射程距離」は重言です
産経新聞 2019.3.31 06:00プレミアム
校閲業務で特に気をつけることの一つに、重言(同じ意味の語句を無駄に繰り返すこと)の修正があります。
(略)
しかし、下記の例は、日常会話の中でも出てくるくらいの重言なので、時間に追われて速読していると、うっかり見逃してしまうことがあります。
(略)
◇「排気ガス」→「排ガス」(気とガスは同じ意)
私が駆け出しの校閲部員だった頃、産経新聞の北朝鮮のミサイル発射に関する記事の見出しに「日本は射程距離内に」とあった事について、作家の塩田丸男さんがオピニオン面のコラムで「射程の『程』は距離の意味である。射程だけで『弾丸や矢のとどく最大距離』のことだ。他の記事中にもあったが、間違いです」と指摘されていて、衝撃を受けました。
まさか「射程距離」が重言だったとは! 「機動戦士ガンダム」の登場人物たちや、湾岸戦争当時「イラク軍のスカッドミサイルの射程距離は…」とテレビで言っていた人たちは 皆、間違えていたのか!
(略)
▽
排気ガスも間違いですか。
うーん、勉強しなくちゃですなぁ。
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