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2019/10/20

「なぜ具体的に言わなかったのかは、うまく言葉で説明することが難しい」(東須磨小校長)

「なぜ具体的に言わなかったのかは、うまく言葉で説明することが難しい」(東須磨小校長)

【詳報】東須磨小・教員間暴力 校長会見「4人中2人は前校長と親しい関係」
2019/10/9 19:50神戸新聞NEXT

 ビジネスの現場から見て、一番興味深いのは、このあたりです。


 校長は、7月初旬に加害教員を指導した後、具体的な内容を市教委に報告しなかった理由について「指導する中で『もう絶対にしません』という態度だったので、自分が職員室で仕事をする中で改善できるかなというのをずっと見ていこうという気持ちはあった」としつつ、「なぜ具体的に言わなかったのかは、うまく言葉で説明することが難しい」と話した。

 つまり、上司として、このような問題があったときにどう対応するかなのですが。

 部下を信じなくてはならないという命題を抱えつつ。
 その部下がどうなのかという問題に当たった時にどうするか。

 まずは、問題を峻別すべきなのでしょうね。

 【1】部下と第三者(顧客等)との関係での対立
 【2】部下同士の対立

 問題が【1】なら、まずは部下を信じつつ、その前提で相手に謝罪。
 事実関係を調べて、その結果が事実なら……という対応。

 しかし、問題が【2】なら、信じるべき部下同士の対立なので。
 部下をまずは信じる、という前提は成立するのが困難。

 結局、何よりも、徹底した事実確認しかないのでしょうけど。
 すぐに、シリアスな問題だと認識できなければどうなるのか。

 恐らく、この事件は、問題の深刻性を捉え損ねた誤認知の問題なのかなと。
 これを、管理者個人の資質で突破するのは、かなり困難でしょう。

 つまり、この種の問題は、見かけと違って深刻な話なのだということ。
 内輪で済まそうとする温情が、かえって問題を深刻化するということ。

 この点を、研修等で徹底して教え込むしかないのだろうなと思います。
 それなりに時間が掛かるでしょうけど、後戻りしないためにも。

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