Excelで日付を扱う厄介さ~いったん文字列にすることで解決する
Excelで日付を扱う厄介さ~いったん文字列にすることで解決する
会計の仕訳データをExcelに扱う場合の厄介さの1つには。
日付データの挙動不審という問題がある。
なぜか、途中から、日付で認識したり、数字になったり。
同じようなデータのはずなのに、Excelでの取り扱いが途中で分かれたりする。
しかも、Excelの書式では同じ「標準」で、扱いが違うと。
もう何がなんだかわからない。
よく言えば、Excelの柔軟性なのですが、はっきりいって困ります。
で、かなりの間、未解決で悩んでいたのですが、最近、ちょっとわかってきた。
例えば、「20190930」というデータは、数値の場合も、日付の場合もあるが。
間違いないのは、いったん、書式を文字列にしてから、受け入れること。
ちなみに、そのあとに、書式を文字列から標準に戻しても。
受け入れ後のデータは崩れたりしないことが、実験でわかりました。
で、書式変更は、メニューで言えば、ホームタブにある数値グループのボックス。
これをセル選択後に選んで、文字列に切り替える。
そのあとに、上記のデータを貼り付ければ、そのまま入る。
その後、これを日付にするのは、関数等使えばよいのですね。
つまり、データ受け入れ前に文字列扱いにしておくこと。
これが1つのポイントだと、ようやくわかりました。
そして、これをExcel VBAでやるにはどうするかというのか。
最近買った、レジェンド大村あつし氏の書籍で書いてありました。
Excel VBAで本当に大切なアイディアとテクニックだけ集めました。
大村あつし
技術評論社 2019年6月1日初版発行
P26-27
要するに、Rangeのプロパティで、NumberFormatを使うのですね。
Range("A1").NumberFormat = "@"
これで、文字列指定ができたことになると。
大村あつし氏の本は、かつて読んで、良い部分悪い部分あるなだったのですが。
ある程度基礎ができてから読むと、なるほどが多い。
こういう技術書の宿命、というところでしょうか。
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