経理マンの逆襲-政策参謀たちの利益革命-(1988) その2 業務の標準化で資金繰り表をつくる
経理マンの逆襲-政策参謀たちの利益革命-(1988) その2 業務の標準化で資金繰り表をつくる
経理マンの逆襲-政策参謀たちの利益革命-
樫谷隆夫・網本重之
ダイヤモンド社 1988年11月25日初版発行 1992年2月18日12刷発行
続きです。
[2]業務の標準化で資金繰り表をつくる P105-
現金・手形の別に、得意先別売上計画を作成して、そこから各月回収額を試算する。
[現金回収得意先別売上計画]
本年売上計画
当月回収 A社 300
その他 700 計 1000-----→資金繰り表に転記
翌月回収 B社 400
その他 600 計 1000-----→資金繰り表に転記
翌々月回収 C社 500
その他 500 計 1000-----→資金繰り表に転記
翌々々月回収 D社 400
その他 600 計 1000-----→資金繰り表に転記
(注:書籍では数字は×表示で、縦横を入れ替えている)
手形も同様に作成、さらに仕入れも支払条件別仕入れ家計画を作成。
この結果を、資金繰り表に転記していく。
いや、今時の会計関係のシステムだと、このあたり、組み込んでいたり。
オプションで利用可能だったりするわけですけれど、
まずは、どういうデータが必要になるのか。
そのためには、どういう区分が必要になるのか。
そのあたりをまずは理解しておかないといけないわけですよね。
なお、このあたりもう少し踏み込んだ本は、例えば、下記の宮田先生の本あたりがありますか。
利益を生み出す管理会計のポイント
―意思決定に役立つ会社の数字のとらえ方
宮田矢八郎
TKC出版 1995年11月13日第1版第1刷発行
中古書籍(amazon)
https://www.amazon.co.jp/dp/4924947083/
ただ、もう絶版で、中古しかないようですね。
続きます。
| 固定リンク
« セブン&アイ、大幅リストラに踏み切った背景 カリスマ経営者の「負の遺産」手放す(J-CASTニュース) | トップページ | 経理マンの逆襲-政策参謀たちの利益革命-(1988) その3 月次決算書を10日でつくる »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 伊丹敬之先生は井尻教授と接点があった_企業会計(2024.11.30)
- 大昔にある税務雑誌の購読を止めた件(2024.10.07)
- 大量閉店「ヴィレヴァン」経営が犯した最大の失敗_東洋経済(2024.10.02)
- 地震を知って震災に備える(平田直)(2024.09.17)
- 私の実家が売れません!_高殿円(2024.09.03)
「中小企業」カテゴリの記事
- 企業倒産、11年ぶり月千件超え 民間調査、年間1万件の可能性も_共同通信(2024.06.12)
- 月に50万円売る「魚の自販機」大ヒットの舞台裏_読売新聞(2024.05.27)
- 「ゼロゼロ融資」受けた企業の倒産が加速 物価高に人手不足…_NHK(2023.06.27)
- 「技能実習制度を廃止 新制度へ移行を」政府の有識者会議_NHK(2023.04.11)
- 金融庁が人材マッチングシステム 人手不足深刻な地方企業に_NHK(2022.11.24)
「企業会計」カテゴリの記事
- 伊丹敬之先生は井尻教授と接点があった_企業会計(2024.11.30)
- freeeはミスをしない人前提のソフトなのかな(2023.12.18)
- 米国FASB公表新リース会計ウェビナー_CDH会計事務所(2022)(2023.08.28)
- イギリスの法体系(酒巻俊雄教授)_企業会計(2023.01.01)
- 大日向先生がメチャ優しい(2022.08.19)
コメント