文章作成では、いきなり書き出さず、骨子から作ることが肝要
文章作成では、いきなり書き出さず、骨子から作ることが肝要
GIGAZINE 2019年09月30日 07時00分サイエンス
科学者が小説家から学んだ「よりよい科学論文を書くいろは」を学術論文雑誌のNatureが紹介
ふと見たGIGAZINEの上記記事には、ポイントが17も挙げてあるのですが。
確かに、全部大事と言えば、大事です。
しかし、よく読むと、1から4はあることの派生論点であると分かります。
それは、文章作成では、骨子を意識する、ということ。
私が以前、掛川雅仁先生から教わったことで大事な、文章作成技術があります。
それは、文章は、いきなり書き出さず、骨子から作る、ということです。
正直、最初は非常に難しいです。
トレーニング期間が必要で、すぐに骨子から文章には困難。
ただ、これができるようになると、文章を書くのが非常に楽になります。
何か書けと言われて、短いものならすぐに書けるようになったのはこのおかげ。
論理を意識しなければ、ブロックは繋がっていかない。
これを意識できるのも、骨子から文章を考えるトレーニングのお陰です。
また、文字通り、骨に肉を付けていくのですから、大事なことの漏れはない。
あとは必要な補充を、要求された文書の量に合わせて調整していく。
で、どうやってトレーニングしたのか、今は当時の正確な記憶がありません。
でも、今自分で考えて見ると、恐らく、逆の作業が有効だろうと思います。
つまり、既に書かれた文章を、自分なりに、3つ程度のポイントに要約する。
前提として文章がクズではダメですし、ポイントも敢えて3つ程度に絞ります。
このトレーニングにより、文章をブロックで見ることが可能になってきます。
ブロックは、3つ程度に分けるのが、上記のポイントとも対応しています。
起承転結を、「起承」「転」「結」あるいは「起」「承転」「結」等に分ける。
そんなイメージでしょうか。
ま、このブログは、「文章」とは思っていませんので。
まとまり単位で書いてあるだけですけれど。
振り返って、約15年前に、この機会をくれたT&Amaster耳より情報。
そしてそれを企画した、taxMLの関根稔先生、支援された掛川雅仁先生には感謝です。
あの時代がなければ、今頃自分はどうなっていたんだろう、って死ぬほどあります。
もちろん、今一緒に勉強している仲間達にも、感謝しかないのですが。
私は、私だけの力で今を生きているのではなく。
周囲の善意に支えられて生きている、日々そう思います。
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