女神の見えざる手(字幕版)
女神の見えざる手(字幕版)
女神の見えざる手(字幕版)(AmazonPrimeVideo)
原題は、"Miss Sloane"で、主人公の名前。
邦題は、有名な経済学の諺をもじっている感じですね。
ふと見かけて、なんか面白そうなので、400円でレンタル。
ロビイスト活動ものなのですが、要するに裏切りゲーム。
そう言ってしまえば、身も蓋もないですし。
最後は、主人公が勝つしかないのですが。
勝ち方も、肉を切らせて骨を断つ、とでも言うべき。
いや、今どき、ノーテンキなのは、異世界物でしかやれませんけど。
主人公の性格が、まさに現代的ですね。
振り切れぶりが、精神疾患者に分類されてもおかしくない。
いや、セリフでも、境界が見えないと言わせていますけど。
更に言えば、ストレス発散手段も、ある意味男性的。
なので、多分、この主人公を受け付けない人にはダメでしょうね。
私も、日常生活で近くには寄りたくないタイプです。
しかし、彼女の振り切れぶりは、もう圧倒されるほど魅力的としか言えない。
勝利至上、目的達成のためなら何でもありと公言していてでさえ、です。
あ、彼女が全てを計算しつくしている、という点を強調するために。
証言台で、わざと水をついで飲んでから話すとかも、にくいばかり。
邦画タイトルは、賛否両論あるようですけれど。
どこまでが計算なのか、という皮肉を混ぜたタイトルなのかもね。
で、最後に迎えに来たのが誰かなのか、視聴者にはわからないのですが。
誰を思い浮かべるかで、自分の性格が分かるような気がするのは気のせいか。
いや、面白かったです。
2時間超ですが、結構あっという間でした。
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