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2020/01/14

女神の見えざる手(字幕版)

女神の見えざる手(字幕版)

女神の見えざる手(字幕版)(AmazonPrimeVideo)

 原題は、"Miss Sloane"で、主人公の名前。
 邦題は、有名な経済学の諺をもじっている感じですね。

 ふと見かけて、なんか面白そうなので、400円でレンタル。
 ロビイスト活動ものなのですが、要するに裏切りゲーム。

 そう言ってしまえば、身も蓋もないですし。
 最後は、主人公が勝つしかないのですが。

 勝ち方も、肉を切らせて骨を断つ、とでも言うべき。
 いや、今どき、ノーテンキなのは、異世界物でしかやれませんけど。

 主人公の性格が、まさに現代的ですね。
 振り切れぶりが、精神疾患者に分類されてもおかしくない。

 いや、セリフでも、境界が見えないと言わせていますけど。
 更に言えば、ストレス発散手段も、ある意味男性的。

 なので、多分、この主人公を受け付けない人にはダメでしょうね。
 私も、日常生活で近くには寄りたくないタイプです。

 しかし、彼女の振り切れぶりは、もう圧倒されるほど魅力的としか言えない。
 勝利至上、目的達成のためなら何でもありと公言していてでさえ、です。

 あ、彼女が全てを計算しつくしている、という点を強調するために。
 証言台で、わざと水をついで飲んでから話すとかも、にくいばかり。

 邦画タイトルは、賛否両論あるようですけれど。
 どこまでが計算なのか、という皮肉を混ぜたタイトルなのかもね。

 で、最後に迎えに来たのが誰かなのか、視聴者にはわからないのですが。
 誰を思い浮かべるかで、自分の性格が分かるような気がするのは気のせいか。

 いや、面白かったです。
 2時間超ですが、結構あっという間でした。

 

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