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2020/03/15

非難されているのは、畳の上の水練だけで語る自称専門家

非難されているのは、畳の上の水練だけで語る自称専門家

 最近、コロナウイルス問題で、医師のtwitterをよく見ます。
 個人的によく見ているのは、こんなところか。

EARLの医学ツイート@EARL_Med_Tw

村中璃子 RIKO MURANAKA@rikomrnk(HPVワクチン問題で有名)

手を洗う救急医Taka@mph_for_doctors

コードブルーフラワー@codeblueflower

仲田洋美 がんと遺伝子の専門医@drhiromi(あ、毒舌注意か)

 で、今回の問題で、彼らが共通して非難している対象者ですが。
 共通点がありますね。

 それは、畳の上の水練だけで語る自称専門家だということです。
 現場での実践がなく、本や理論だけで語ってしまうので、薄っぺらい。

 本当にやったら、不具合でそんなにうまくいかない案を得々と語る。
 つまり、悪い意味での学者であり、実務家じゃないんですよね。

 ただ、じゃぁ、実務家なら皆良いかというと、そうではない。
 実際、理論的におかしなことを語り、非難される現場医師たちも散見される。

 結局、理論と実務の両方が必要、ということですね。
 だから、理論と実務を融合させるべく、日々悩んでいる実務家じゃないと駄目。

 そして、その背後にある哲学は何かというと。
 私は、首尾一貫性(consistency)だと思うわけです。

 自分の行動・発言が、常に整合的かであるか。
 プロであれば、そこをいつも意識している筈なんです。

 問題は、その意味でのプロじゃない専門家が世の中多いこと。
 どの業界でも同じなんだろうなと。

 今回の医師達の発言を見ていて、感じています。
 これらの方々のプロ魂に、心からのエールを送る次第です。

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