非難されているのは、畳の上の水練だけで語る自称専門家
非難されているのは、畳の上の水練だけで語る自称専門家
最近、コロナウイルス問題で、医師のtwitterをよく見ます。
個人的によく見ているのは、こんなところか。
村中璃子 RIKO MURANAKA@rikomrnk(HPVワクチン問題で有名)
仲田洋美 がんと遺伝子の専門医@drhiromi(あ、毒舌注意か)
で、今回の問題で、彼らが共通して非難している対象者ですが。
共通点がありますね。
それは、畳の上の水練だけで語る自称専門家だということです。
現場での実践がなく、本や理論だけで語ってしまうので、薄っぺらい。
本当にやったら、不具合でそんなにうまくいかない案を得々と語る。
つまり、悪い意味での学者であり、実務家じゃないんですよね。
ただ、じゃぁ、実務家なら皆良いかというと、そうではない。
実際、理論的におかしなことを語り、非難される現場医師たちも散見される。
結局、理論と実務の両方が必要、ということですね。
だから、理論と実務を融合させるべく、日々悩んでいる実務家じゃないと駄目。
そして、その背後にある哲学は何かというと。
私は、首尾一貫性(consistency)だと思うわけです。
自分の行動・発言が、常に整合的かであるか。
プロであれば、そこをいつも意識している筈なんです。
問題は、その意味でのプロじゃない専門家が世の中多いこと。
どの業界でも同じなんだろうなと。
今回の医師達の発言を見ていて、感じています。
これらの方々のプロ魂に、心からのエールを送る次第です。
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