非難されているのは、畳の上の水練だけで語る自称専門家
非難されているのは、畳の上の水練だけで語る自称専門家
最近、コロナウイルス問題で、医師のtwitterをよく見ます。
個人的によく見ているのは、こんなところか。
村中璃子 RIKO MURANAKA@rikomrnk(HPVワクチン問題で有名)
仲田洋美 がんと遺伝子の専門医@drhiromi(あ、毒舌注意か)
で、今回の問題で、彼らが共通して非難している対象者ですが。
共通点がありますね。
それは、畳の上の水練だけで語る自称専門家だということです。
現場での実践がなく、本や理論だけで語ってしまうので、薄っぺらい。
本当にやったら、不具合でそんなにうまくいかない案を得々と語る。
つまり、悪い意味での学者であり、実務家じゃないんですよね。
ただ、じゃぁ、実務家なら皆良いかというと、そうではない。
実際、理論的におかしなことを語り、非難される現場医師たちも散見される。
結局、理論と実務の両方が必要、ということですね。
だから、理論と実務を融合させるべく、日々悩んでいる実務家じゃないと駄目。
そして、その背後にある哲学は何かというと。
私は、首尾一貫性(consistency)だと思うわけです。
自分の行動・発言が、常に整合的かであるか。
プロであれば、そこをいつも意識している筈なんです。
問題は、その意味でのプロじゃない専門家が世の中多いこと。
どの業界でも同じなんだろうなと。
今回の医師達の発言を見ていて、感じています。
これらの方々のプロ魂に、心からのエールを送る次第です。
| 固定リンク
「学問・資格」カテゴリの記事
- 「うるせえ乗せろ」医師の男が羽田空港でANA女性職員を殴ってケガさせた疑いで逮捕「殴っていません」容疑否認 警視庁_FNNプライムオンライン(2025.01.16)
- 神戸大名誉教授の加護野忠男さん死去 「正論」メンバーで「日本型経営」など企業研究_産経新聞(2025.01.10)
- 未熟なまま「美容医」になる若者たち--そのしわ寄せが国民に?_毎日新聞(2024.11.11)
- 伊丹敬之先生は井尻教授と接点があった_企業会計(2024.11.30)
- エセックス大学人権センターフェローという肩書_東洋経済(2024.10.06)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「ふるさとは遠きにありて思ふもの」(室生犀星)(2024.10.05)
- 「その人を全面的に信じる」は間違い(2023.02.03)
- 「大人の対応をしろ」と言う人は「泣き寝入りしろ」という人ばかり_mhl氏twitter(2022.05.28)
- 小説やテレビで見る以上の悪い人たちは存在する(2022.04.29)
- 真面目で終わってはいけない(2022.03.15)
「医療・福祉」カテゴリの記事
- 「うるせえ乗せろ」医師の男が羽田空港でANA女性職員を殴ってケガさせた疑いで逮捕「殴っていません」容疑否認 警視庁_FNNプライムオンライン(2025.01.16)
- 喉に餅が詰まって窒息…応急手当て2つの方法 救急の専門家解説、重要な発生後の4分間_福井新聞(2025.01.05)
- 「人工透析」の強酸性排水が下水道管を損傷 東京都が突き止め、7年かけ問題解決に導く_産経新聞(2024.12.28)
- 診療報酬7千万円不正請求、リハビリ時間水増しで 山口の国立病院機構岩国医療センター_産経新聞(2024.12.25)
- 米、医療保険に批判噴出 「治療費支払い拒否」で不満―会社幹部殺害事件_時事通信(2024.12.20)
「新型肺炎」カテゴリの記事
- 「うるせえ乗せろ」医師の男が羽田空港でANA女性職員を殴ってケガさせた疑いで逮捕「殴っていません」容疑否認 警視庁_FNNプライムオンライン(2025.01.16)
- 誹謗中傷相次ぐMeiji Seikaファルマに取材 提訴対象は立憲・原口一博氏のほかに「医療専門家なども検討」 本社への“嫌がらせ”画像を公開_ABEMA TIMES(2024.11.01)
- レプリコンワクチン製薬会社が立民・原口氏を提訴へ 「科学的根拠ない中傷受けた」_産経新聞(2024.10.30)
- コロナ貸付金、4684億円回収不能 全体の3割 収入減で返済免除_朝日新聞(2024.10.31)
- Meiji Seika ファルマ 日本看護倫理学会のコスタイベ緊急声明に「科学的知見あるように装うのは悪質」_ミクスOnline(2024.10.13)
コメント