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2020/03/02

新型コロナの医療機関受診基準は、子供の場合、大人と違う(日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会)

新型コロナの医療機関受診基準は、子供の場合、大人と違う(日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会)

日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会
新型コロナウイルス感染症に関するQ&A
(2020年2月27日現在)

 新型コロナウイルスの受診基準について、へーがいくつか。

 まず、一般論としての受診基準は、

「呼吸数が多い、肩で息をする、呼吸が苦しい、唇や顔の色が悪いなど、肺炎を疑う症状があり、入院加療が必要と考えられる場合」

 という外形的特徴が挙げてある。

 そして、注目すべきは、小児の場合、大人の基準を遣うのは不適との次の説明。

「厚生労働省からの新型コロナウイルス感染症を疑う基準では、「37.5℃以上 4日」とありますが、この基準では、小児の「風邪」の多くが当てはまってしまいます。この基準は成人・高齢者では適当ですが、小児では実際的ではなく」

 ではどうすべきか。

「小児では、原因不明の発熱が続く、呼吸が苦しい、経口摂取ができない、ぐったりしているなどの様子が見られるときは、速やかに医療機関を受診してください。」

 ということなんだそうです。

 今回の騒ぎで、医師の皆さん方の叡智を感じますね。
 一部を除けば、本当に、真摯に向き合っている方々ばかり。

 ただ、同時に、今後、いかに緊急時に対応していくべきか。
 社会全体に、何らかの教訓が得られていきますようにとも願います。

 

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