クラスター対策が何故有効なのか(NHKスペシャル パンデミックとの闘い 感染拡大は封じ込められるか)
クラスター対策が何故有効なのか(NHKスペシャル パンデミックとの闘い 感染拡大は封じ込められるか)
【Era of Virus】NHKスペシャル パンデミックとの闘い 感染拡大は封じ込められるか 2020年3月22日(YouTube)
こんな時に肝心のNHKサイトで公開していないので。
YouTubeで視聴しました。
ただ、NHKでも下記でテキスト情報がまとめてあります。
専門家に聞く“新型コロナウイルス”との闘い方と対策(NHK)20200327
まず、クラスター対策が何故有効なのか、ということについて。
「実はこのウイルスでは、80%の人は誰にも感染させていません。つまりすべての感染者を見つけなければいけない、というわけではないんです。クラスターさえ見つけられていれば、ある程度制御ができる。」
この8割の人は感染させていないということについては。
既に一部情報で接していましたが、やはりこれが核。
つまり、ネットワーク・ハブを叩くのが最有効ということですね。
ハブ以外にアタックを掛けても、殆ど意味がない。
クラスター対策とは、結局のところ何かというと。
集積効果のあるブロックへ働きかけるとの行動ですから。
恐らく、スケールフリー・ネットワークだという認識なのでしょう。
数やれば良いという考え方が通用しない世界という話とも整合します。
そして、もう1つ、私の以前からの疑問が解明されたようです。
それは、「マイクロ飛沫」による感染プロセスの提示。
通常の飛沫感染による飛沫は、すぐに落下するというのに。
マイクロ飛沫は、空気中を漂い続けるのだという。
このマイクロ飛沫は、くしゃみで発生するだけではなく。
大きな声での会話や息遣いで発生し、密閉空間で感染リスクを増大する。
密閉空間だと、少なくとも20分程度漂い、室内に広がる。
しかし、2箇所を空けて、空気の流れを作ると相当程度リスクを減らせる。
疑問だった例のタクシー内10分間感染の話が、これで辻褄合います。
中国医療界の近距離感染リスク警鐘も、これがあるなら納得です。
なお、箇条書き風にまとめてあるのとして下記twitterがあります。
NHKスペシャル 「パンデミックとの闘い」の視聴まとめ(rose氏による)
「80%の人は誰にも感染させていません」が抜けているのが惜しいけど。
概略の話は、これでわかるのではないでしょうか。
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