信頼性の低い抗体検査があふれている、米国で問題(ナショナル ジオグラフィック日本版)
信頼性の低い抗体検査があふれている、米国で問題(ナショナル ジオグラフィック日本版)
信頼性の低い抗体検査があふれている、米国で問題
5/13(水) 17:12配信ナショナル ジオグラフィック日本版
文=Nadia Drake/訳=ルーバー荒井ハンナ
一部の方が、日本を諸外国と比較しておかしい、という前提には。
諸外国は正しいという思い込みがあるわけですが。
「新型コロナウイルスの検査は今、無法地帯になっていると専門家は言う。緊急時ということで規制が緩和され、正確性が低く認可もされていない検査が市場に氾濫しているためだ。」
そもそも、そんな前提は成立していないわけですね。
で、査読というシステムの重要性を再認識させるのが下記。
「それに加えて、データの収集法や検査結果の解析法に問題があれば、誤った感染者数の推計が導かれる確率が高くなる。通常なら専門家による査読で拾われるはずだが、世界中がパンデミックの抑え込みに必死になっている今、プレスリリースや査読前のプレプリント論文だけに頼った解釈が広がってしまっている。」
なるほどね。
スタンフォード大学で、後日論文訂正に至った例もあったと。
さて、日本でも問題になっているのが、
「問題は、現在市場に出回っている検査の多くが十分な品質基準に達していないことだ。」
ですね。
「抗体検査をもって経済再開を主張する人々がいますが、それは拳銃がちゃんと動くか確認するために銃身をのぞき込んで引き金をひくようなものです」
なるほど。
そもそも、PCR検査の意味を誤解している人が多い日本で是非言ってほしい。
そう言えば、山梨学院大学学長が、変なこと言っているんですね。
どうして誰も止められないのでしょうか。
で、更に、
「検査の信頼性や正確性ももちろんだが、それを実施する対象を慎重に選ぶことも重要だ。口で言うのはやさしいが、実際には人口の100%を検査しない限り、偏りはなくならない。」
という問題もあると。
ただ、よくわからないのが、下記。
「コロナウイルスの感染が疑われる症状のある人が全員、今日にでも検査を受けられるようにすべきです」
PCRで偽陽性・偽陰性が出るという事実があるのに。
お手軽な検査キットで正確な検査できるのか。
うーん、ちょっとこの記事の全てを信じるのは怖いかな。
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