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2020/05/22

これって、「ウチはお漏らしていません」の意味では

これって、「ウチはお漏らしていません」の意味では

 産経だけ答えないのはおかしい、と言っている人が結構いますが。

 ただ、これって、要するに、今回の報道のネタ元は、産経じゃないと。
 産経自身は、そう言っているわけですよね。


朝日「不適切」、産経「お答えしない」 黒川検事長と賭けマージャン報道
時事通信 2020年05月20日21時22分

 (略)

 同様に記者が同席していたと報じられた産経新聞は「取材に関することはお答えしない」と回答。東京編集局長名で「記事化された内容以外は取材源秘匿の原則に基づき、一切公表しておりません。取材過程で不適切な行為が伴うことは許されず、そうした行為があった場合は適切に対処してまいります」などとする見解を公表した。

 まず、各社、こういう取材が常態化しているってことでしょうね。
 そして、これは氷山の一角なのでしょう。

 例の財務省のセクハラ報道された件だって。
 女性取材者の問題点ばかり強調されましたが、そもそも同じでしょう。

 こういう取材を「必要悪」だと、割り切っているのが産経の答えで。
 良いとは表立って言えないけど、続けるしかない、という前提の回答。

 社会に対して言っているのではなく、取材先へのメッセージ。
 「我々はあなた方を裏切っていませんし、今後も裏切りませんよ。」と。

 で、朝日新聞の答えは、取材先を切り捨てて、社会への答えを優先した。
 ある意味、「報道の仁義」をぶった切ったわけですな。

 ということは、もう、こういう取材方法は取れなくなるってこと。
 だって、「アンタと付き合うと、俺売られるんだろ?」ですから。

 しょせん「必要悪」なのだから、やるべきではないのだ、と言えば。
 この選択肢もなくはないわけですが、もう従来のようなことはできない。

 たぶん、今まだ取材者と深い関係を持っている記者たちには恨まれているのでしょう。
 これでもうネタはとれなくなるぞ、今までの苦労をどうしてくれる、と。
 
 ま、でもさ、それを選んだのがあなた達の所属先なので、仕方ないでしょ。
 それだって人生よ、たぶん、いや、知らんけどさ。

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