PCR検査での「陽性」がウイルスの感染性を示すとは限らない(産経WEST)
PCR検査での「陽性」がウイルスの感染性を示すとは限らない(産経WEST)
既に、twitterなどをフォローしていれば、半ば常識ですが。
PCR検査そのものが、確定的な結果を出すものではない。
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【NEWS Why? ニュースを知りたい】コロナ退院時、検査で陰性確認不要の理由
2020.6.26 16:39 産経WEST (有年由貴子)
(略)
PCR検査ではウイルス遺伝子の有無を調べており、たとえ「陽性」となってもウイルスそのものに感染性があるかどうかまでは分からない。
(略)
大阪大免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之招へい教授によると、新型コロナウイルスが感染性を失うメカニズムは明らかになっていない。ただ、研究結果から、「感染後期の患者から検出されるウイルスは残骸や構造的に不完全な状態であり、PCR検査で陽性となっても検出されているのは“死にかけウイルス”の遺伝子。すでに感染性を失っていると考えられる」と説明する。
(略)
一方、PCR検査でいったん陰性が確認されたものの退院後に再び陽性となる「再陽性」の事例が全国で多数報告され、大阪では「再々陽性」も確認された。
(略)
専門家はどう見るか。遺伝子検査学が専門の宮地勇人東海大教授は、「技術的な誤差によるものと考えられる」と指摘。「検出できる限界値付近まで検体中のウイルス量が減ると、検体の取り方や処理・測定方法などにより判定にゆらぎが生じやすくなる」とする。
(略)
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なお、最近出た「トレース」第9巻でも、このPCR検査の説明がありました。
下手すると、医師でも、インフルエンザ同様だと勘違いしているのかも。
「この検査を行うためには技術が必要で、インフルエンザウイルス検査のように簡便に行えるものではないのです。」
(「トレース科捜研法医研究員の追想(9)」古賀慶 コアミックス(2020/6/19) P143)
PCR検査と一言で言ってしまうと、全部いっしょになってしまう。
検査数批判者は、その前提を断って批判しているのか、どうかで真偽が問われるのでしょうね。
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