「新型インフルエンザから10年 いまパンデミックが起きたら」(2019年の記事・NHK)
「新型インフルエンザから10年 いまパンデミックが起きたら」(2019年の記事・NHK)
「新型インフルエンザから10年 いまパンデミックが起きたら」(くらし☆解説)
NHK解説委員室 2019年05月07日 (火) 中村 幸司 解説委員
この記事に限らないのですが。
新型インフルから10年ということで。
ほぼ1年前に、パンデミックを警戒する記事を書いている方々がおられます。
我々が今回のコロナ対応で経験した後で、今、これらの記事を読んでみると。
うなずける項目が多いのではないでしょうか。
ただ、もし1年前に記事の項目を見ていたとしても。
ここに書いてあることの切実さは、まず、伝わらなかったでしょうね。
文字として目には入っても、通り抜けてしまう。
せいぜい、「ふーん、そうだな」で終わりで、自分の生活に引き寄せて考えない。
なので、我々は、冷める前に、今経験したことを確認しておくべきなのでしょう。
後になると、しばしば、その時の空気感を、人間は忘れてしまう。
いや、そのためにこそ、ブログで自分の思いや気持ちを書き残しているのですが。
必要なのは、まさに、自分自身が生きていくための記録なのですよね。
で、10年前を踏まえて、政府の準備不足を非難する人が結構いたりしますが。
何故そうなるかというと、目先の問題を優先する我々自身の問題が大きいでしょう。
「いつくるか分からない津波や地震にカネかけるのは無駄だ。」
かつて、どこかで聞いたことのある言葉ですが。
そのように主張する人間に、当時少しでも同調する気持ちがなかった人だけが。
政府の怠慢を批判する資格があるのだと思います。
しかし、その場その場で、耳障りの良い言葉を都合よく並べる。
それが、自分自身で自分を騙す脳を持つ人間の宿命でもあります。
そのことを忘れて他人を批判してしまうと、いつかそれは自分に戻ってくる。
常に我が身を振り返り、他人の失敗を他山の石としつつ生きていく。
大過なく生きていくには、それしかないように思えるのですが。
さて、どうなんでしょうね。
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