７５歳以上の医療費窓口負担 ２割負担で攻防 日医「限定的に」ＶＳ経団連「原則２割」_産経新聞

７５歳以上の医療費窓口負担　２割負担で攻防　日医「限定的に」ＶＳ経団連「原則２割」_産経新聞

７５歳以上の医療費窓口負担　２割負担で攻防　日医「限定的に」ＶＳ経団連「原則２割」
産経新聞　2020.11.15 18:30ライフくらし
https://www.sankei.com/life/news/201115/lif2011150027-n1.html

　後期高齢者の医療費自己負担額については、未だに１割が原則のままなのですね。
　例外はかなり侵食されてきたとは言いつつも。

　この原則１割を、一定所得以上２割にするというのが、政府方針ですが。
　いまだに、日医や経団連などとバトル状態だと。

　日医は、基本ダメで、例外を限定的にしか容認しない立場ですが。
　経団連など経済界は、原則２割にすべしと主張。

　厚労省は、諮問機関である社会保障審議会の医療保険部会で案を提示する見込みだが。
　この案が、複数になりそうだと。

　正直、経済界の言い分もわかるのですが、コロナで痛めつけられた各医療機関の現況を鑑みると。
　当面は問題凍結せざるを得ないのではないかと思うのですが。

　いずれにせよ、高齢者の社会における位置づけの問題をスルーしてきた結果であり。
　持続可能な制度とは何かをきちんと策定せずに、場当たりでやってきた結果とも見えますがさて。