Wordはパラグラフ前提で作られている その1 インデントの考え方
Wordはパラグラフ前提で作られている その1 インデントの考え方
正式には、日本語で段落というのと、パラグラフは意味が異なる。
ただ、普段、日本語でなにか書いている場合、それを気にする局面は少ない。
ところが、Wordを使う場合には、この意味の違いに直面せざるを得ない。
それは、元々、英文ではパラグラフで書くのが当然で、Wordもその前提だから。
下記動画は、そのあたりを踏まえて視聴すると良いのかなと。
【Word / Pages】Wordを使って段落や箇条書きの設定にイライラすることありませんか?段落設定の意味を知るだけで上手くコントロールできるようになりますのでご説明します!
ためになるAppleの話 / Apple Taka Channel
https://www.youtube.com/watch?v=7HrHxoaNU1g
動画で段落と言っていますが、要するにパラグラフの話。
まず最初は、パラグラフの幅を狭めるという話から。
この場合、左右のインデント用マーカーを使って調整する。
左インデントが左下四角、右インデントが右下三角。
そして、段落での文頭1字空けについて、スペースを使わず。
左上逆三角の段落インデント用マーカーを使う。
これは、字下げインデントと呼ばれているのですが。
文の字下げではなく、段落の字下げのための記号なのですね。
ここが、Wordの挙動を理解するための、1つのポイントだと思います。
【日本語】
段落に限らず、改行すると文頭1字空けるのが文書作法。
(ただ、英語圏の影響で段落のみとする例も増えてきた模様)
【英語】
パラグラフでの文頭に限り、1字以上空ける(字下げ・インデント)。
インデントに要する文字数は、1字分とは限らない。
で、当然ながら、Wordの挙動は、英語での作文が前提なので。
インデント記号による制御は、パラグラフによる文書作成前提。
乱暴に言えば、日本流で、パラグラフを無視するのであれば。
インデント用マーカーによる制御は使わない方がよい。
しかし、パラグラフ・ライティングなど、パラグラフを意識するなら。
当然に、こちらのマナーによるべし、ということになるのでしょう。
ただ、この場合、Wordのテキストをコピーすると、当然字下げがない。
なので、テキスト重視の観点から言えば、ちょっと閉口する結果になる。
ということで、Wordの意図していることは、理解した上で。
私は、インデントは使わず、スペース記号で文頭1字空けにしようかと。
うん、やることは今までと違わなくても、納得して使うと気分が違う。
なんか、ようやく、インデントのモヤモヤが解消した感じです。
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