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2021/02/12

知らぬ間に敗訴、差し押さえ 原告が虚偽主張で裁判所だます_毎日新聞

知らぬ間に敗訴、差し押さえ 原告が虚偽主張で裁判所だます_毎日新聞

知らぬ間に敗訴、差し押さえ 原告が虚偽主張で裁判所だます
毎日新聞2021年2月11日 08時50分(最終更新 2月11日 09時44分)
https://mainichi.jp/articles/20210211/k00/00m/040/033000c

「熊本簡裁に係属する訴訟で、女性が住む場所と異なる、女性とは全く関係のない大分市内の住所を、男性は訴状の送達先に指定した。これを受けて熊本簡裁はその住所に訴状を送ったが、女性は住んでおらず、居住者もいないため、返送され、送達ができなかった。」

 ここまで当然の結果ですが、その後、

「このため熊本簡裁が男性に確認を取ると、男性は「夜に電気がついている」「水道メーターも動いている」などと、送達先の住所に女性が住んでいると思わせる虚偽の報告書を提出したという。

 また、住民票記載の住所や職場である飲食店についても、男性側が「住民票の住所に女性は住んでいない」「店は閉店し、もう働いていない」などとうその報告をしたという。

 このため、熊本簡裁は「付郵便送達」という送達方法を決めた。」

 この場合、「訴状を女性が受け取らなくても送達が完了したとみなしていいと民事訴訟法が規定している」のだと。

 結果、「女性は男性から訴えられたことを知らず、反論の機会もないまま男性の訴えが認められる判決が言い渡された。」と。

 怖すぎますね。
 これ、要するに、誰でもやられる可能性がある話ってことじゃないですか。

「元裁判官の佐藤歳二弁護士は「裁判所は基本的に性善説に基づいて司法手続きを進めている。制度が悪用された場合は、司法は厳格な対応を取ることも考慮しなければならない」と話した。」

 いや、根本的に、制度に難があるのではないですか。
 あるいは、運用が根本的に間違っているというか。

 少なくとも、こういう時に「性善説」持ち出すのって、頭おかしいとしか思えません。
 訴えられた相手には、性善説認めないのでしょうから。

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