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2021/03/12

【住宅クライシス】大規模修繕費、入札で1・6億円から4割抑制 大阪のマンション管理組合_産経WEST

【住宅クライシス】大規模修繕費、入札で1・6億円から4割抑制 大阪のマンション管理組合_産経WEST

【住宅クライシス】大規模修繕費、入札で1・6億円から4割抑制 大阪のマンション管理組合 
2021.2.21 21:38 産経WEST
https://www.sankei.com/west/news/210221/wst2102210011-n1.html


 大阪市天王寺区内にある築十数年の分譲マンション。昨年春、十数年に1度の大規模修繕工事を翌年に控え、実施方法の検討を進めていた。目立った損壊はなく、管理組合では蓄えた約1億円の修繕積立金で十分賄えると考えていた。ところが、大手メーカー系の管理会社が施工も請け負うことを前提に示した見積額は約1億6千万円。予想を大幅に上回った。

 「1世帯当たり追加で60万円を集めますか。もしくは6千万円の借り入れもできますよ」


 いきなりですか。
 ところが、これは払えないとなって、


 他社の金額と比較した上での発注を検討していると伝えると、管理会社の態度が豹変(ひょうへん)する。

 最初の見積額提示からわずか1カ月後の昨年7月、4千万円ダウンの約1億2千万円で工事が可能と伝えてきたのだ。9カ月から6カ月に工期を短縮し、協力会社の工事単価についても再検討したという。ほかの仕様はほぼ変えていない。


 なんじゃそれ、ですね。

 最終的には、コンサル会社支援を受け、プロポーザル方式による競争入札を実施。
 大手電鉄系工事会社が、9630万円で施工会社に内定したと。

 元の管理会社が荒稼ぎするつもりだったのが、明々白々になってしまったのですね。
 このコンサル会社支援での報酬は、いくらだったのか気になりますが。

「ベタープレイス側は、現場の工事管理業務を47万円で請け負うことで利益を得る。月額数万円の顧問契約も組合側に提案している。」

 工事監理業務の報酬は、微々たるものですね。
 むしろ、毎月の顧問報酬が、組合財政には影響する場合もあるか。

 ただ、年間額の話として考えていけば、安いとは言えないかもしれないが。
 騙されないための杖代わりと思えば、決して高くないでしょうね。

 問題は、この手のコンサルが、そもそも利益相反をやってないか。
 管理会社が利益相反まみれなだけでなく、コンサルもまた怪しいのがいっぱい。

 本事例は、そういうことがない会社だったのでしょうけれど。
 いかに、騙しでないコンサルを見つけるかが、マンション組合の課題でしょうね。

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