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2021/06/12

「学歴ロンダリングだからこんなこともわからないんや」_朝日新聞デジタル

「学歴ロンダリングだからこんなこともわからないんや」_朝日新聞デジタル


社長主導でパワハラ認めたトヨタ 企業風土は改善可能か
有料会員記事 遠藤隆史、千葉卓朗 内藤尚志 2021年6月7日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/ASP666JTNP64UTIL03X.html

 (略)

 地方大学を卒業した男性が東京大大学院を修了して入社したのは15年4月。しかし16年3月以降、上司のパワハラを受けるようになる。

 社内調査などによると、概要はこうだ。「こんな説明ができないなら死んだ方がいい」「学歴ロンダリングだからこんなこともわからないんや」。繰り返し言葉によるパワハラを受けた男性は7月に休職し、10月に別の上司の下で復職したが、仕事で重圧がかかると手が震えた。

 (略)



 元の記事は、パワハラについてなのですが。
 ここでは、そこから離れて、「学歴ロンダリング」という言葉について。

 地方大学を出て、大学院修士は東大へ行く。
 それをこの上司は「学歴ロンダリング」と称した。

 そういうこと言う人、たしかに時々いるようですね。
 ただ、恐らく、それは全く当を得ていない。

 なにせ、東大教授にだって、そのような経歴の人たちはいました。
 それも「学歴ロンダリング」と呼ぶのなら、そもそも「学歴ロンダリング」の定義がおかしい。

 ただ、そもそも、学歴の中身を精査できる能力のない人達が。
 ブラックボックスとして学歴を使ってきたところが、一番問題なのでしょうね。

 個人的な見解で言えば、どこの大学かが重要なのではなくて。
 どの教授のゼミや研究室に所属して、何をやったのかが大事なのでしょう。

 しかし、それを評価できる仕組みがないまま、人事考課は進んでいく。
 不幸な掛け違いは、まだまだ続くのかもしれないと思います。

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