「表現の自由では済まされないということが、本人にも伝わってほしい」
「表現の自由では済まされないということが、本人にも伝わってほしい」
SNS不適切投稿の判事訴追 弾劾裁判で罷免審理
産経新聞 2021/6/16 17:29
https://www.sankei.com/article/20210616-BAHNWZ3LV5J27JAU2C6Q5WMFCU/
そうなんですよね。
まずは、気持ちに寄り添って遺族への謝罪、が民間の発想なんですけどね。
・言動に遺族の思いへの配慮、という視点があるかどうか。
・そして、それが裁判官という職業では不要なのか。
そこへの疑問が、恐らくは普通の人の感覚。
裁判所は回り道せず最初からそこを問題とすべきだったが、迂回して話がややこしく。
その意味で、今の混乱は、当初、裁判所サイドがご本人に「配慮」し過ぎた結果の側面はあります。
ただ、ご本人からの上記疑問への答えが、いまだ何も見えてこないのも事実。
シンプルに、遺族にごめんなさいの一言があればというだけなのに。
「ボクは悪くない」で突っ張った結果が今、という印象。
△
殺人事件の遺族、岩瀬裕見子さん(53)は「まだ結論が出ているわけではない。一日も早く弾劾裁判で(罷免の)判断を決定してほしい」と思いを語った。
岩瀬さんは「審査に時間がかかり過ぎたという思いがある。なぜこのタイミングでの判断なのかという疑問もあるが、少しはほっとしている」と評価。
「SNSでの誹謗(ひぼう)中傷は命を奪うもので、社会全体で問題になっている。岡口氏の投稿は犯罪行為ではないが、このような形で弾劾裁判まで行くことになったというのは大きい」とし、「表現の自由では済まされないということが、岡口氏本人にも伝わってほしい」と訴えた。
▽
表現の自由を理由にしているかどうか、というのはさておいて。
恐らく問いかけへの答えはされていないのでしょうね。
理屈で、他人である遺族の感情を説得しようとしても無理。
これもその事例の1つにしか見えない気はします。
イザヤ・ベンダサンのいうところの日本教徒の話で。
日本教徒に対して日本教徒の流儀を無視して、解決があるかどうかの問題なのかも。
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