近時の家族法改正の動きに寄せて_月報司法書士
近時の家族法改正の動きに寄せて_月報司法書士
月報司法書士2021年9月号より。
巻頭言
近時の家族法改正の動きに寄せて
窪田充見(神戸大学大学院法学研究科教授)
昔は立法論というと、もう議論打ち切りの意味だったが。
もはや時代が変わり、立法や法改正が急速に進みつつある。
既に行われた改正以外にも、現在進行中のものもあり。
研究者や実務家のフォローも大変になりつつある。
更には改正に際しての課題もいくつか生じている。
まず、複数の法改正相互の関係が不透明になりつつあると。
重複があったり、相互にコンフリクトを起こす論点があると。
この辺は、牧歌的な理念で整理できなくなったからかもしれませんね。
次に、立法事実を強調し、特定問題のみ法改正を考える傾向があり。
これが進むと、整合性や位置付けを考えない潜在リスクを生む可能性があると。
大陸法では民法典を有し、体系性を意識してきたのがこれまでだが。
英米法による個別立法の集積に近づいていくのかもしれないと。
なるほど、民法についてのご意見なのですが。
他の法分野でも、当てはまる課題なのでしょうね。
税法で言えば、何でも金子租税法から始まる現状というのは。
ちょっとどうなんだろうな、と思うことがあります。
いや、まともな学徒と言えない人間の独り言ですが。
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