見えてきた、理想の要件事実_ゼロからマスターする要件事実
見えてきた、理想の要件事実_ゼロからマスターする要件事実
月刊「税理」2022年3月号より
ゼロからマスターする要件事実
第75回 見えてきた、理想の要件事実
仙台高等裁判所判事 岡口 基一
こうやればできるよね、という箱庭の実験事例なので。
一般解がない状態で、どういう意義があるのか不明。
いや、理屈としては、こう説明すればきれいでしょ。
というのは、分かるのです。
しかし、それが実務で使えるのか、という話になると。
いきなり話が遠くなってしまう。
局所解がきれいでも、一般解がない以上、公式化には程遠い。
実務家なら、普通の感覚だと思うのですけれど。
今回含めて、ここのところの連載は、そのあたりに答えられていない。
と、一読者である私は思うわけですが。
著者は「見えてきた、理想の要件事実」だと。
もう、既に、読者に分かるように説明する気持はなくなったのかもしれません。
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