破局の同性カップル、財産分与認めず 横浜家裁_産経新聞
破局の同性カップル、財産分与認めず 横浜家裁_産経新聞
破局の同性カップル、財産分与認めず 横浜家裁
産経新聞 2022/2/14 13:36
https://www.sankei.com/article/20220214-EZKXOXPXVZJ5TAY466X7YVZLSQ/
「共同生活を送った同性カップルが別れた場合、内縁の男女と同様に共有財産の分与が認められるかどうかが争点となった家事審判があり、横浜家裁は、男女の内縁関係と同視することは「現行法の解釈上困難だ」として認めない決定をした。その上で元パートナーに分与を求めた女性側の申し立てを退けた。10日付。女性側が公表した。」
穏当な判決でしょうね。
結婚とは何か、現行法の制度意義の中を分析し直して。
同性の場合の婚姻の守るべき法益が何か、明らかにするのが先でしょう。
その上で、立法で定義・守備範囲をきちんと決めてもらわないと。
同性の場合の婚姻・離婚の定義すらない現状で、行政に運営できるわけがない。
自分の不満を述べるだけでなく、どうすれば持続可能な制度設計になるか考える。
そのような姿勢が必要というのは、不平を訴える当事者は自覚しにくいでしょうね。
地裁レベルですが、結論には違和感ないです。
ところで、気になるのは下記。
「女性は、ドイツのパートナーシップ制度に登録し、2018年に同国で結婚したが、関係が破綻した。財産分与を求める調停が不調となり、20年に審判を申し立てた。」
制度利用したドイツで裁判せず、何故日本で裁判するのだろう。
なんか、当事者の行動に違和感を感じざるを得ないです。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 名誉毀損の記事掲載、ヤフーの責任を否定 「新聞社による自動配信」_朝日新聞(2023.03.31)
- コロナ感染の10歳未満死亡、栃木で昨夏2例…県は「遺族の意向を踏まえ」公表せず_読売新聞(2023.03.31)
- 新型コロナワクチンの「8・8億回分契約」は根拠不十分…会計検査院が指摘、改善求める_読売新聞(2023.03.31)
- 高市早苗「この文書が差し込まれたということについてはよくよくその事情は理解しました」(2023.03.27)
- 「念書」に反して映像を放映、TBSに550万円賠償命令 東京地裁_朝日新聞(2023.03.27)
「法律全般」カテゴリの記事
- 名誉毀損の記事掲載、ヤフーの責任を否定 「新聞社による自動配信」_朝日新聞(2023.03.31)
- 「念書」に反して映像を放映、TBSに550万円賠償命令 東京地裁_朝日新聞(2023.03.27)
- 債権と請求権は別物とする説その2_ゼロからマスターする要件事実(2023.03.27)
- 75歳保険料引き上げが審議入り 医療、子育て支援財源に_共同通信(2023.03.18)
- 「上司の関与を経て」の意味するところは_産経新聞阿比留瑠比氏(2023.03.16)
「結婚・家族関係」カテゴリの記事
- 離婚視野なら児童手当を子名義の口座に貯蓄するのは悪手か(2023.03.08)
- それ、NGアクションかも…妻が妊娠 夫は何を?出産の準備は?_NHK(2023.02.07)
- ALS事件の元医師、医師免許不正取得を告白 「厚労省にいた知人医師が指南」_産経新聞(2023.01.22)
- 同居女性の10歳娘を殴る、傷害容疑で31歳男を逮捕 茨城_産経新聞(2023.01.21)
- 「嫡出推定」見直し、親の「懲戒権」削除…民法改正案を閣議決定_読売新聞(2022.10.20)
コメント