未来の法体系と現在の要件事実論の不思議な一致_ゼロからマスターする要件事実
未来の法体系と現在の要件事実論の不思議な一致_ゼロからマスターする要件事実
月刊「税理」2022年7月号より。
ゼロからマスターする要件事実 第78回
未来の法体系と現在の要件事実論の不思議な一致
岡口基一(仙台高等裁判所判事)
うーん、著者は「不思議な一致」と言いますが。
要するに、元々著者が腐していた司法研修所民事裁判教官室の理論が。
そうおかしなものではなかったという、当たり前の事実に著者が後で気がついた。
単にそれだけの話なのでしょう。
元々、裁判では立証の問題は不可分であり、それをいかにツールに組み込むか。
バランスの問題であり、結果妥当性が求められるのですから。
細かな問題があるとしても、全体的にはそれなりの整合性を持っていた筈です。
問題があったのは、著者含めてトンチンカンな批判してきた学者等だと思います。
シンプルに記述理論が足りなかっただけなのでしょう。
結果妥当性がないものが裁判実務で延々と続くとは想像できません。
デュアルな体系で説明するとわかりやすいというだけで。
元々実務の中で、説明後回しで、結果妥当性のために組み込んでいた。
しかし、それはアドホックなように見えても、セオリーがないわけではない。
著者は、遅れ馳せながらその事実に気がついたのでしょう。
恐らく、著者が言う説明の方が、「説明しやすい」のでしょう。
ただ、それが今の実務を置き換えるのかというと、そうではないでしょう。
いや、法律実務も、裁判実務も分からない私が言っても。
説得力はかけらもないわけですが。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ローズマリー・バトラー_光の天使 (2025.09.07)
- AIボットだけのSNSで生じた事態は人間社会と同じだった_BUSINESS INSIDER(2025.09.05)
- 大学生に四則演算を教える理由(芳沢光雄教授)_朝日新聞(2025.08.10)
- 無書店自治体になる手前だった庄原市に書店を出す勝算は(佐藤友則氏)_HOME広島(2025.06.13)
「税務」カテゴリの記事
- 暴露とはなにか (2025.11.08)
- 吉備中央町が苦渋の選択をした理由は_読売新聞(2025.05.08)
- NISAより先にiDeCoを検討すべき理由は_野村證券(2025.03.24)
- 私が脱税!? 父の教訓、身辺整理はしっかりと 相続税に苦戦 森永卓郎さんが残した言葉_産経新聞(2025.02.11)
- マンション修繕費4700万円を自分の口座に移動させ横領 元社員逮捕 総額9億円被害か_産経新聞(2025.01.30)
「法律全般」カテゴリの記事
- 外国人の税・社会保険料「未納情報」把握にマイナンバー活用_読売新聞 (2025.12.06)
- 物価高対応の交付金6600万円受け取れず、事務手続きミス_読売新聞 (2025.12.05)
- 刑事事件で、コンテナ倉庫は「建造物」か_朝日新聞 (2025.11.23)


コメント