自分たちが使っている言葉の刃は、自分たちにも向かうことがある_富山チューリップテレビと新田県知事
自分たちが使っている言葉の刃は、自分たちにも向かうことがある_富山チューリップテレビと新田県知事
自分たちが使っている言葉の刃は、自分たちにも向かうことがある。
その立脚点がないから、反撃されてこうなってしまうという事例です。
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【全文】【動画】「なぜ関係を絶つと言えないのですか?」旧統一教会について新田知事に聞いた
チューリップテレビ 2022年8月25日(木) 18:45
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tut/134661?display=1
(略)
新田知事:
「それは政治家それぞれの判断だという風に思います。あんまり御社のこと言いたくないんですけど…御社としてコンプライアンス違反ありましたよね、ありましたよね?」
毛田:
「弊社のコンプライアンス問題とはどういうことでしょう?」
新田知事:
「補助金の受給という意味で、ありましたよね?」
毛田:
「それは今回のケースとはまったく関係ないですよね?」
新田知事:
「いやいや、いろんな会社でコンプライアンスに違反することはありますよ。企業でも団体でも。御社でも問題がありましたよね。じゃあ御社とは未来永劫、御社とお付き合いしませんなんて言うわけないでしょ」
毛田:
「それはそうですけど」
(略)
新田知事:
「私はあなたの報道の姿勢を見ているとそう受け止めざるを得ませんね。本当に印象操作をされるような映像を垂れ流したりですね。
(略)」
毛田:
「おっしゃる意味はわかったんですけど…」
▽
「コンプライアンス」という言葉の射程範囲について、自分達を除外して。
相手をフリーハンドで責める言葉だと、取材者は思っていた節があります。
いや、そんな筈はないですね。
自分も該当事項があれば、当然にその刃の対象になってしまう。
要するに、質問者のそもそもの設問がおかしいのです。
雑すぎた、と言ってもいいのかもしれない。
ただ、「お気持ち」でやっていると、そのあたり、理解できないんだろうな。
いや、したくないが正しいのかな。
「ですけど」という歯切れの悪すぎるコメント連発になったわけですが。
それは、どうして出てきたのかというと。
相手の正しさを、少なくとも一定程度承服せざるを得ない。
しかし、感情的には納得できていない結果だからですね。
記事の最後には「皆さんはどのようにお考えになるでしょうか。」とありますが。
「この取材者は見苦しいですね」が私の答えです。
他山の石にしたいですね。
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