「嫡出推定」見直し、親の「懲戒権」削除…民法改正案を閣議決定_読売新聞
「嫡出推定」見直し、親の「懲戒権」削除…民法改正案を閣議決定_読売新聞
「嫡出推定」見直し、親の「懲戒権」削除…民法改正案を閣議決定
読売新聞 2022/10/14 12:45
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221014-OYT1T50163/
「改正案では現行法の規定を維持しつつ、「母親の再婚後に生まれた子は、再婚後の夫の子と推定する」という例外規定を設ける。」
まだ推定規定のままなんですね。
ただ、推定を前夫でなく再婚後の夫をデフォルトに切り替えると。
「血縁関係がなくても法律上は前夫の子と推定されるため、母親が出生届を出さず、無戸籍者が生まれる原因になっていた。」
果たして、これがどの程度解消されるのか。
やってみないと、制度の実効性は見えないところがありますね。
で、この流れで、批判の多かった、
「現夫と前夫が重複して父親と推定されることを防ぐために設けられた100日間の女性の再婚禁止期間は、廃止する。妊娠を機に結婚するケースに対応するため、「結婚から200日以内に生まれた子も夫の子と推定する」と改める。」
こちらも手当したと。
また、「無戸籍者対策として、DNA鑑定などをもとに親子関係を否定する「嫡出否認制度」を拡充する。」と。
そして、親から子への懲戒権は、DV禁止の流れで規定削除を行うとともに。
体罰禁止などの規定を盛り込むと。
「成立すれば2024年中に施行される見通し」とのことですが、どうなるか。
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