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2022/10/22

奨学金過払いめぐり東京地裁でも和解 学生支援機構が対応方針も説明_朝日新聞

奨学金過払いめぐり東京地裁でも和解 学生支援機構が対応方針も説明_朝日新聞

朝日新聞デジタル記事
奨学金過払いめぐり東京地裁でも和解 学生支援機構が対応方針も説明
田中恭太2022年10月13日 20時35分
https://www.asahi.com/articles/ASQBF6D5DQBFUTIL02S.html

「機構は、保証人が複数いる場合に各保証人が返済義務を等分に負うとされる民法上の「分別の利益」を、保証人に告げずに全額請求していた。別の保証人が起こした訴訟で、札幌高裁が5月、半額を超えて支払われた分などの返金を機構に命じ、そのまま確定。機構は、同様の保証人約2千人に過払い分計約10億円を返す方針を明らかにしていた。」

「保証人への通知で、元の借り主に再び請求する場合があることを必要以上に強調するなど、返金申請をためらわせる文言を使わないことや、返金申請書の提出期限が過ぎたり、記録が破棄されたりしても、柔軟・丁寧な対応に努めることなどを明言した。」

 要するに、過去の行動は完全に間違っていたと認めるってことですね。

「原告の埼玉県の男性は「和解は良かったが、問題の報道後すぐに機構が適切に対応してくれれば裁判をする必要はなかったし、今回のような対応をすべきだったのではと思う」と話した。」

 おっしゃるとおり。

 ただ、そもそも奨学金ありきで大学に行くのって。
 学校側が、生徒に普通に勧めるからですよね。

 大学に行くより、将来の就職を考えるのであれば。
 専門学校や高専の方が良い場合も、決して少なくない筈ですね。

 経済的負担や将来の付加価値を考えるのであれば。
 大学に行くことの意味は、再度問われるべきです。

 仮に、好きな学問で大学院に行くのだという場合でも。
 文系の場合、その後の就職先がなくて経済的貧困になりやすいというのも徐々に知られつつある筈。

 返済あり奨学金は、就職・結婚後も返済が続いてトラブルになりやすい。
 その事実について、学校の進学相談担当教師への教育が大事でしょう。

 進学率ありきなのかどうかはわかりませんが。
 返済のある奨学金前提での進学は、誰にでも勧めるべきではない。

 私はそのように思います。
 繰り返し書きますが、大学に何のために行くのか、社会が再度考えるべき時期ではないかとも。

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