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2023/03/13

TBSの表現が正しいのか、共同通信の表現が正しいのか

TBSの表現が正しいのか、共同通信の表現が正しいのか

 TBSと共同通信で、記事内容、かなりニュアンス違いますね。
 まず共同通信。


作成者は確実な仕事を心がけていると総務省
共同通信 2023/03/13
https://nordot.app/1007826962806587392

 総務省幹部は参院予算委で、高市担当相が否定する局長の説明を記した行政文書について「作成者は、記憶は定かではないが確実な仕事を心がけている。文書が残っているのであればレクが行われたのではないか」と説明した。


 レクが行われたと断言はできない。
 しかし、文書があってもレクなかったと言えないとすると、他の業務に支障が出る。

 このあたりを踏まえてのかなり苦しい答え方、と見えます。

 ところが、TBSだと、下記。


【速報】高市大臣が存在否定の「大臣レク」 総務省「あった可能性が高いと考えられる」
TBS NEWS DIG TBSテレビ 2023年3月13日(月) 10:32
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/374000?display=1

放送法の解釈に関する総務省の行政文書をめぐり、総務省の小笠原情報流通行政局長は、当時の高市総務大臣が「存在しなかった」としている2015年2月13日の「大臣レク」が「あった可能性が高いと考えられる」と明らかにしました。

一方で、レクの中身については「この文書に記載されてる内容が正確か否かを現時点でお答えすることは困難であるというふうに考えている」としています。

 (略)



 レクはあった筈だ。
 しかし、中身の信憑性は答えようがないと。

 で、NHKも同様の表現。
 というか、もっと表現が特定的。


総務省幹部“説明行った可能性高い” 高市氏「文書は不正確」
NHK 2023年3月13日 12時04分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230313/k10014006731000.html

(略)

これに対し、総務省の小笠原・情報流通行政局長は「作成者によるとレクが行われたのではないかと認識しているとのことだった。放送関係の大臣レクがあった可能性が高いと考えられる」と述べました。

(略)


 高市さんが、レクが存在しないを先に言っているので。
 これから、鬼の首を取ったような発言が続出しそうですけれど。

 ただ、それも、元の表現は本当にそうだったのか。
 TBSの記事は、共同通信の記事と比較すると疑問。

 そして、TBSの表現が正しいなら、NHKの表現はおかしい。
 レクの内容の特定ができないというのがTBSの表現ですから。

 動画がそのうち出てくるでしょうから、そちらで要確認ですね。

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