病院職員の手当減額訴訟 訴え棄却 山口地方裁判所_NHK
病院職員の手当減額訴訟 訴え棄却 山口地方裁判所_NHK
病院職員の手当減額訴訟 訴え棄却 山口地方裁判所
NHK 2023年05月24日 17時08分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20230524/4060017075.html
「この裁判は山口市の済生会山口総合病院の職員などあわせて9人が、非正規雇用の職員への手当を新たに創設するのに伴い、正規雇用の職員に支給していた住宅や扶養に関わる一部の手当を一方的に引き下げられたとして、引き下げ額あわせて6万9000円あまりを支払うよう求めたものです。」
非正規雇用側の不均衡是正のため、財源を正規雇用側に求めたと。
それを正規雇用側が不当だと訴えたと。
「24日の判決で山口地方裁判所の山口格之裁判長は、「女性の就労促進や若年層の確保という課題を抱える病院が、人件費の増加抑制にも配慮して手当の組み換えを検討する中で、非正規職員の手当の拡充は正規職員らの不利益を低く抑えられるように検討して実施された」と指摘しました。
その上で「制度が根本的に変わる以上、支給条件の大幅な変更もやむをえず、新しい制度設計を選択する合理性と相当性が認められる」として職員側の訴えを退けました。」
地裁判決なので、確定するかどうか不明ですが。
これはかなり重要な示唆を与えてくれる判決ですね。
つまり、労働者間の不均衡是正義務を履行するという局面では。
一方的に雇用側が負荷せよではなく、有利な扱いを受けている労働者側も一定程度是正に協力せよということではないかと。
いや、労働裁判だし、判決文見ていないので。
私が勝手にそう受け止めたというだけですが。
これから不況期で企業側が苦渋の判断をする局面においては。
それなりの参考になりそうな判決のような気がしますが、さて。
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