米国FASB公表新リース会計ウェビナー_CDH会計事務所(2022)
米国FASB公表新リース会計ウェビナー_CDH会計事務所(2022)
日本の新リース会計基準の参考と思って。
動画を探したら、米国基準の解説動画がありました。
新リース会計ウェビナー
CDH 2022/07/21
https://www.youtube.com/watch?v=-nLiJT1WOPQ
FASBの公表した新リース会計基準についての解説。
既に、米国では2021年12月15日以降開始事業年度から強制適用だと。
米国の場合、日本と違ってキャピタルリースという分類があって。
4要件のいずれか1つ満たせば資産計上とされていた。
新基準は、旧基準の4要件に1要件加えられて5要件となり。
いずれか1つ満たせばファイナンスリースになると。
そして、ファイナンス・リースにならないものがオペレーティングリースで。
リース期間1年未満のものは除かれると。
で、ファイナンスリースもオペレーティングリースも資産計上になるが。
いずれもリース料総額を現在価値計算してから資産負債計上。
ただ、ファイナンスリースでは、負債は借入金返済同様処理するので。
支払利息の計上が生じ、資産はリース期間定額法で償却計算する。
オペレーティングリースでは、割引前のリース料総額を償却計算すると。
この場合、利息部分をリース費用として計上し、負債増加させると。
ということは、要するに、アキュム・アモチのイメージですね。
オペレーティングリースでは、償却費科目を使わずまとめてリース費用処理。
いずれでも負債処理は不変で、資産の額だけ変わってくると。
うーん、オペレーティングリースってこれで簡便になっているのかなぁ。
で、新規取得分だけでなく、過去取得分も遡及計算の必要があると。
期首利益剰余金で調整するか、過去の財務諸表をリステートしろと。
アメリカって非上場企業でも本当にこんな面倒な処理しているのでしょうか。
やってられないなぁ。
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