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2023/09/25

数学を使わない数学の講義 その1 第1章 論理的発想の基本

数学を使わない数学の講義 その1 第1章 論理的発想の基本

数学を使わない数学の講義
小室直樹
ワック 2005年5月5日初版発行
https://www.amazon.co.jp/dp/4898310826/

kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BQHRVJ5D/

 20年近く前に読んでいる筈なのですが。
 最近、また気になって、中古で買いました。

 買ったらkindle本あることが分かって。
 まぁ、そちらもポチりましたけど。

 読み直すと、いろいろ再確認。
 覚えていることもありましたが、再確認含めて良かったなと。

 初版は昭和56年だそうですが。
 私は、多分、平成17年のワック版で初めて読んだと思います。

 以下、各章を読み直してのメモ。

 第1章 論理的発想の基本は、存在問題の重要性。

 本来、そもそもの前提を確認しないと、全て無駄になるわけですが。
 存在していない可能性が念頭にない人って、少なくないんですよね。

 で、今回読み直して、確認できたのは、存在問題はその先があるという話。

「ここで、もう一度、存在問題を要約してみると、存在問題には二つあって、一つは果たして存在するのかどうか。もう一つは存在するとして、与えられた方法で解を見つけることができるかどうかということである。そして、この二つは、別な問題だということ。つまり、存在するとしても、与えられた方法では解は求め得ないといった皮肉な結果も、十分生じ得るということだ。」(P47)

 1つめは、昔からよく言っているので、認識できていますが。
 2つめは、実体験でよくわかっている、ということで言語化まではしてなかった。

 それを再認識できた、という意味で有意義でした。

 続きます。

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