「清原和博さんは「究極の仕事人間」だった…誰でも依存症になる可能性がある」というが_読売新聞
「清原和博さんは「究極の仕事人間」だった…誰でも依存症になる可能性がある」というが_読売新聞
清原和博さんは「究極の仕事人間」だった…誰でも依存症になる可能性がある[薬物依存症<上>]
読売新聞 2023/11/08 14:00
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20231101-OYT1T50231/
「さらに、患者の回復で最大の障害となるのは、「あいつは薬物依存者だ」という「 烙らく印いん =スティグマ」だ。社会全体から「誘惑を断ち切れない意志の弱い人間」「またクスリをやるのではないか」という偏見を一身に受けることになる。」
一見すると正しそうに見える可能性がありますが、これは問題を狭く見すぎでしょう。
薬物中毒の問題は、再発のリスクがあることに加えて。
幻覚状態での犯罪で殺人などの問題を起こす可能性が高くなる。
しかも、その場合に精神状態を理由に本人無罪になったりすると。
被害者は泣くに泣けない羽目になる。
つまり、何故、社会の晒し者になるかというと。
社会的害悪をバラ撒く存在だから、というのがあるわけです。
この医師の発言は、その部分を無視して、本人更正に傾いた発言ですね。
更に言えば、薬物依存は、性犯罪にも結びつきやすいことも無視している。
そして、薬物は反社組織の資金源となる問題もあるわけです。
少なくとも、再発防止が徹底できる手段が見つかるまでは、この医師の言葉は机上の空論でしょう。
もっと言えば、残念ながら、昔から、歌手など芸能人などが薬物使用してきた経緯がありますね。
大昔のヒッピームーブメント以来なのかもしれませんが。
「それほど悪いことだと思っていない」文化が、芸能界にはある。
そして、それがスポーツの世界にも入り込んでいる部分がないか。
本人だけの話で済まないから、薬物はやってはダメなのだ。
その視点が、この医師には欠けているとしか思えませんね。
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