中国流“金融道”の実態 「債務のわな」よりはるかに巧妙か_NHK
中国流“金融道”の実態 「債務のわな」よりはるかに巧妙か_NHK
中国流“金融道”の実態 「債務のわな」よりはるかに巧妙か
NHK 2023年11月7日
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2023/11/07/35647.html
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変貌する中国の融資
こうした中、今回のエイドデータ研究所が明らかにしたのは、巨額の融資を行いながら返済が滞った“失敗”を教訓に、中国が危機管理能力を高め、融資のあり方を根本から変貌させた姿です。
① 秘密の専用口座を設定
(略)すべての債権者の中で中国が優先して返済を受けるためです。
(略)
② 罰則金利 3倍近くに引き上げ
(略)
債務の返済が滞ったことを理由に 99年間の運営権が中国企業に譲渡されたスリランカの港湾施設
中国の途上国の融資をめぐっては、多額の債務を返済できない場合、港湾施設など重要なインフラの権益の譲渡を迫る「債務のわな」がよく指摘されますが、こうしたインフラ施設は、実はすぐに現金化するのが難しい流動性が低い資産です。
今回、明らかになった専用口座の存在と、バックアップで現金が補填ほてんされる仕組みは、中国が融資の回収を確実にできるという点において、債務のわなより、はるかに巧妙だと研究所は指摘しています。
(略)
こうした契約の実態をエイドデータ研究所は主に途上国の財務省の債務情報から突き止めたとしていますが、契約には厳密な守秘義務があるためほかの債権国には分からないようになっていると指摘しています。
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すごいですね。
まさにお尻の毛まで抜かれるんだ。
日本がこういう中国のやり方を知らずに「正々堂々」と交渉してきたのは。
ある意味、滑稽であったのかもしれませんね。
まぁ、外務省だけを責めても仕方ないのかもですが。
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