内閣支持率低迷の原因「予告編が長くて」 自民・萩生田氏が苦言_毎日

内閣支持率低迷の原因「予告編が長くて」　自民・萩生田氏が苦言_毎日

内閣支持率低迷の原因「予告編が長くて」　自民・萩生田氏が苦言
毎日新聞 2023/11/28 19:45（最終更新 11/28 19:45） 537文字　【李舜】
https://mainichi.jp/articles/20231128/k00/00m/010/257000c

「首相が新たな政策の方向性を示してから、具体的な内容を説明するまでの期間を「予告編」と表現した上で「予告編が長くて、出てくる本番の中身にちょっとミスマッチがある」と指摘した。」

「例として所得減税を挙げ「（首相が）9月に『還元』という言葉を使ってから本人はずっと黙っていた。周りの人が『これじゃないか。あれじゃないか』とメニューを言ってしまい、出てきたものへの期待値が国民の皆さんと合わない」と語った。」

「政府が掲げた「異次元」の少子化対策についても「出てきたメニュー一個一個は現場の皆様に喜んでもらっているが、残念ながら『異次元』というワードから連想するとややスモールではないかと批判を受ける」と述べた。」

　確かにそういう側面はあるでしょうね。
　ただ、それだけとも思えません。

　どちらかというと、決断力のなさが目に付きます。
　総花的に、あれもこれもと配慮しすぎて、中心軸がない政権という印象。

　安倍元首相は、第一次政権瓦解の原因となった教育立て直しを封印して。
　第二次政権では、国防のための外交などそれ以外のことに注力したわけですが。

　岸田首相は、本当にやりたいことが、全く見えてきません。
　本人は、「経済、経済、経済」と連呼していましたが、周囲にそう見えていないのですよね……。