草津町長への名誉毀損罪、著者に有罪判決 元町議の虚偽告白を書籍化_朝日新聞
草津町長への名誉毀損罪、著者に有罪判決 元町議の虚偽告白を書籍化_朝日新聞
朝日新聞デジタル記事
草津町長への名誉毀損罪、著者に有罪判決 元町議の虚偽告白を書籍化
吉村駿2024年1月22日 19時22分
https://www.asahi.com/articles/ASS1Q5S3LS1QUTNB00K.html
「虚偽の告白をもとに電子書籍を出版し、群馬県草津町長の名誉を傷つけたとして名誉毀損(きそん)罪に問われた著者の(略)被告(57)の判決が22日、前橋地裁であった。橋本健裁判長は「疑問を持たずに信じたのは早計過ぎると言わざるを得ない。真実と誤信する相当な理由はない」と述べ、懲役1年執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。」
「判決は、両者の間に性行為は一切なかったと認定。(略)被告の証言だけを重視し、町長には事実関係を一切確認せずに出版したとし、「(略)氏の告白が真実に足りると思っていた」とした(略)被告側の主張を退けた。」
出版した人間の罪は、まがりなりにも問えた。
正直、かなり軽い、と思えてしまいますが。
そして、不当に得た被告の経済的利得をすべて吐き出させることができるのかは。
別途、民事訴訟で争われている方がどうなるのか、なのでしょうね。
しかし、一緒にネットで草津町長を叩いていた人たちの罪って問われないのか。
改めて、そういう気持ちを抱かせます。
本当に被害を受けた人が当事者として訴えることは当然必要ですが。
それを悪用し、経済的に儲けようとする人たちへの対策が甘すぎる現状。
いろんな意味で、これまでの制度の見直し、点検が必要なのでしょうけれど。
それを行うことができる不偏の目を持った人たちがどれだけいるのか。
この方面については、いろいろと悲観的にならざるを得ない気がします。
何か大きな悲劇的事件が起きない限り、世の中は動かないのかなとも。
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