離婚後の「共同親権」導入、民放改正案を閣議決定…「法定養育費制度」創設へ(民放→民法)_読売新聞
離婚後の「共同親権」導入、民放改正案を閣議決定…「法定養育費制度」創設へ(民放→民法)_読売新聞
離婚後の「共同親権」導入、民放改正案を閣議決定…「法定養育費制度」創設へ
読売新聞 2024/03/08 10:31
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240308-OYT1T50047/
何故か、標題は、民法が民放になっていますが。
まぁ、それはさておいて。
「父母が合意した場合に共同親権を選択できるようにするもので、父母の一方が親権を持つ「単独親権」のみを規定した現行民法を見直す。」
「民法改正案では離婚後の親権について、父母が話し合いなどで協議が整わない場合は家庭裁判所が共同親権か単独親権かを判断すると規定。いずれかの親からの子への虐待や父母間のDV(家庭内暴力)など「子の利益を害する」場合には、家裁は単独親権に決める。」
「共同親権の場合でも「急迫の事情」があれば単独で親権を行使できるとした。」
ある程度問題点に配慮している感じですね。
実際に始まってみないとではありますが。
「改正案では「親の責務」を明確化し、婚姻関係の有無にかかわらず「子どもの利益」の確保を最優先する姿勢を打ち出した。」
これが運用にどう影響してくるか。
「現在は、離婚後に父母間の取り決めや家裁の調停・審判がないと要求できない養育費について、取り決めがなくても同居親が別居親に最低限の養育費を請求できる「法定養育費制度」を創設する。支払いが滞った場合は他の債権者に優先して財産を差し押さえ、未払いの解消につなげる。」
これは結構重要ですね。
今までは払われず泣き寝入り多かった養育費が、今後は変わってくると。
ただ、そうすると、子のいる人間と再婚する場合には。
ある意味慎重にならないと、実はってことも多発するのかしら。
「離れて暮らす親が子どもと定期的に会う面会交流の申し立てについても、現在は父母にしか認められていないが、一定の条件で祖父母ら親族にも認める。」
これは現在の恣意的な運用を前提にすると。
どの程度実効性あるのかな、という気も。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 自民 西田議員「ひめゆりの塔」の説明めぐる発言 撤回する考え_NHK(2025.05.10)
- コロナ「5類」移行2年、後遺症に苦しむ子どもたち…今も登校困難で孤独感・寝たきりも_読売新聞(2025.05.12)
「育児」カテゴリの記事
- コロナ「5類」移行2年、後遺症に苦しむ子どもたち…今も登校困難で孤独感・寝たきりも_読売新聞(2025.05.12)
- 「当時は薬が若い世代にすごく蔓延」(山城奈々)_文春オンライン(2025.03.26)
- 親が知るべき中学受験の真実(じゅそうけん)_PIVOT 公式チャンネル(2025.01.31)
- 自転車で信号無視の10歳児が車と衝突 「過失割合100%」 保護者に賠償リスク_産経WEST(2024.11.22)
- 夫のモラハラの原因が発達障害にあり、妻がそれを促進していたと思しき事例_文春オンライン(2024.11.18)
「法律全般」カテゴリの記事
- 内田民法総則改訂がもうじき発刊らしい(2025.05.09)
- 「私は、2つのタイプの裁判官がいると思っています」岡口基一氏(2025.05.07)
- プラットフォーム・エコノミーが消費者法の実効性に与える影響_小塚荘一郎教授(2025.05.01)
「結婚・家族関係」カテゴリの記事
- マイナカード“独身証明”でマッチングアプリのトラブル防止へ_NHK(2025.05.05)
- 99歳肺がん患者「間もなく死ぬのに死ぬことも選ばれへん」〝最期〟の覚悟と意思疎通_産経新聞(2025.04.10)
- 「これまでの人生を振り返って、『親子関係で、これだけはやっておいて良かったな』と思うのは、仕送りをしなかったことです。」(ザブングル加藤)_SUUMO(2025.03.20)
- 作家の曽野綾子さん死去、93歳…青春小説「太郎物語」や妊娠中絶テーマ「神の汚れた手」_読売新聞(2025.03.09)
- 最大の問題は「子の姓」、旧姓の通称使用拡大へ結論を 国士舘大・百地名誉教授_産経新聞(2025.02.15)
コメント