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2024/04/13

県庁の〝手のひら返し〟で大損した民間企業が激怒「『契約書準備してます』っていうから発注したのに…」いきなり大量キャンセル、契約前なら行政は許されるの?_共同通信社

県庁の〝手のひら返し〟で大損した民間企業が激怒「『契約書準備してます』っていうから発注したのに…」いきなり大量キャンセル、契約前なら行政は許されるの?_共同通信社

県庁の〝手のひら返し〟で大損した民間企業が激怒「『契約書準備してます』っていうから発注したのに…」いきなり大量キャンセル、契約前なら行政は許されるの?
共同通信社 2024/04/04 (共同通信=滝野瀬雅史)
https://nordot.app/1143754856246280524?c=39546741839462401

「「物品購入状況説明書」だ。企業からの調達を前提に、県の担当部署が「契約書等を準備しています」という内容が書かれていた。
 ところが、長野県が医療機関に問い合わせた結果、意外に需要が少ない。県はあわてて「5万着はキャンセル」と伝えた。ただ、企業側は困った。既に調達先に発注してしまっているためだ。企業も調達先にキャンセルしたい旨を伝えたが、応じてくれたのは2万着だけ。このままでは、残りの3万着分を損することになる。
 長野県にも言い分はある。企業とはまだ正式な契約を結んでいなかった。
 それでも、企業はこの状況に黙っていなかった。長野県を相手取り、1億3千万円の支払いを求めて提訴。2月になって長野地方裁判所は判決を出した。2年半に及んだ法廷闘争は、結局どうなったのか。」

「「企業としては、長野県側のそれまでの対応から契約の成立は確実であると信じ、かつ、信じる相当の理由があった」
 ひと言で言えば、長野県が信義則に違反したという内容。県は約6700万円を支払うよう命じられた。」

 そりゃそうですね。
 状況からしても急ぐしかなかったのでしょうから。

「長野県、企業共に判決を不服として控訴した。審理の舞台は東京高裁に移る。」

 行政がこういう対応をとると、民間は以後身構えますね。
 それでいいと思っているのだろうか。

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